インテルラゴス・サーキットで開催されたF1第19戦ブラジルGP、決勝を終えたシャルル・ピック(ケータハム)は次のようにコメントした。
【結果】F1ブラジルGP決勝の結果。優勝者のタイム、2位以下はギャップ
■シャルル・ピック(決勝リタイア)
「スタートはよくなかったけれど、5周目の終わりにビアンキ(ジュール・ビアンキ/マルシャ)を追い抜いたし、チームメート(ギド・ヴァン・デル・ガルデ)との差も詰めていた。雨が降るかもしれないと考えて、ミディアムタイヤで最初のスティントを長く走ることにしていたんだ。そして25周目にピットインし、またオプション(ミディアム)に交換して、ビアンキよりも前でコースに戻ったよ。もちろん、それが最初の目標だった」
「2回目のスティントでのペースはよかったよ。クルマの感触は素晴らしかったし、ギドと僕はレース半ばを過ぎたところで順位を入れ替えた。僕は違う戦略をとっていたし、あの時点では僕のほうが彼よりペースで勝っていたからね。2つめのタイヤセットでのラップタイムはよかった。1分18秒台で走れていて、中団グループに近いものだった。でも、あの時点では雨が降ることを待ちわびるだけだったよ」
「タイヤはかなりよくもってくれたし、雨が少しだけ強く降り始めたころには17番手を走っていた。そうしたら、58周目にクルマのサスペンションが壊れてしまったんだ。あれで僕のレースは終わったよ。あんな形でレースを終えたのは本当に残念だよ。計画通りに進んでいて、もしもっと強く雨が降っていれば、本当にいい位置にいられただろうからね。でもああいうことも時には起こるものだよ」
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