ヴァン・デル・ガルデ「重要な週末が待っている」
ケータハムのギド・ヴァン・デル・ガルデが、インテルラゴス・サーキットで行われるF1第19戦ブラジルGP（11月24日決勝）に向けて意気込みを語った。
ギド・ヴァン・デル・ガルデ
「もうすでにシーズン最後のレースだなんて信じがたいね。でも僕たちはブラジルに来ているし、チーム全員、そして僕たちのパートナーやファンにとって重要な週末が待っている。今年は素晴らしい年だったと言うべきだと思う。非常に多くのことを学んだし、それは2月に最初のテストを始めたときに想像していた以上だった。同時に、ずっと変動の大きな年でもあった」
「僕はこのチームにいて本当に幸運だったと思う。チームは昨年僕に学ぶチャンスを与えてくれた。2012年のブラジルではフリー走行1回目を担当したから、それは間違いなく今年役に立つだろうし、シーズン全体を通じても役に立ってきたよ。1月に僕がケータハムのドライバーとなることが発表されたとき、僕は学ぶべきことがたくさんあるし、本当に自分のペースで走ることができるようになるまで少し時間が必要であることは分かっていると言ったんだ。でもチームは僕を支援してくれてシーズン中盤にはそれができるようになった。そこからはすべて順調に行き始めたよ。もちろん、ブラジルでいい結果を残すことができればうれしいだろうし、もし、僕たちにチャンスが訪れれば、そうするための準備は整っているよ」
「僕は今週末に待ち構えていることに対して完全に準備が整っている。精神的にも身体的にもね。すごく調子がいいと感じているし、ウエットとドライの状態が入り乱れてくれるといいね。モナコ（第6戦）やスパ（ベルギーGP／第11戦）ではそうだったし、あのとき僕はQ2に進むことができた。僕はそういうコンディションが本当に好きだし、それを有利に生かすためには少しばかり勇気も必要になると思う。ブラジルに来てからの2日間はどちらも決勝が行われる時間帯あたりに雨が降った。だから、誰にも分からないことではあるけれど、多分僕たちにツキが回ってくるかもしれないし、僕たちが目指している順位でチェッカーを受けるために戦うチャンスもでてくると思うよ。もしそうならなかったら、そのときはそのときさ」
「僕は前向きな人間だし、すべてのチームが1年にわたって進歩し続けるために信じられないくらいハードに仕事をしてきていることも分かっている。だから、もし自分たちにチャンスが回ってこなかったとしても、それが僕たちの努力が欠けていたということにはならないよ。僕たちにできることは可能な限り速く、そして懸命に走ることだし、これまでやってきたように頑張り続けることだ。そして、日曜日の夜に僕たちがどこにいることになるのか、様子を見ることにしよう」
