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最終戦F1ブラジルGP、満員御礼の見込み

2013年11月19日(火)10:49 am

セバスチャン・ベッテル(レッドブル)が圧倒的な強さを見せ、君臨している2013年F1シーズン。ベッテルのタイトル獲得もすでに決定済みだ。それにもかかわらず、今季最終戦F1ブラジルGP(11月24日決勝)を開催するインテルラゴスでは、超満員の観客が見込まれている。

ブラジルは近年、幾度となく手に汗握るタイトル決定の舞台となってきた。しかし、今週末は、コンストラクターズ選手権でレッドブルに次ぐ2位の座をめぐる攻防に注目が集まりそうだ。

一方、オースティンでミハエル・シューマッハの記録を破り、シーズン8連勝を達成したベッテルは、ブラジルで連勝記録を9まで伸ばし、記録の更新に挑む。

「挑戦してみる」とベッテルは意気込む。もし達成されれば、F1の伝説的ドライバー、アルベルト・アスカリが1952年から1953年にかけて達成した9連勝と、シューマッハが2004年に樹立したシーズン13勝に肩を並べる。

今週末のベッテルの優勝がほぼ予想され、今季のタイトル争いも終了し、コンストラクターズ2位争いのみが注目され、さらにF1関係者のほとんどが2014年シーズンの戦いに向けて動いている現状においても、ブラジルGPのプロモーターであるタマス・ロホニは、インテルラゴスに大勢のファンが押し寄せると予想する。

「この場所でタイトルが決定する場面を数多く見てきた」とロホニは『O Estado de S.Paulo(オ・エスタード・ジ・サンパウロ)』紙に語った。

「でも、サーキットにいるファンに与える影響は、極めて少ない」

レースの広報責任者、カスティーリョ・デ・アンドラーデもこの意見に同意する。

「決勝の観客数は、6万人から7万人の間で多少異なるよ。選手権の状況とは関係無しにね」と述べている。

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