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ペレスのシートを探すマクラーレン

2013年11月18日(月)13:01 pm

マクラーレンから今季限りで放出されることが決まったセルジオ・ペレス。マクラーレンのチーム代表であるマーティン・ウィットマーシュが、ペレスがF1に残留できるよう、シート獲得の支援をしていると語った。

2012年シーズン終了とともにザウバーからマクラーレンに移籍した23歳のペレスだったが、わずか1年でそのシートをマクラーレンの育成ドライバーであるケビン・マグヌッセンに譲り渡すことになった。

だが、マクラーレンは、ペレス放出の決定があまりにも遅かったために、ペレスのF1キャリアを終わらせてしまう可能性があるとの非難を受けていた。

「みんなはわれわれの決定がとんでもなく遅かったと言うが、私は彼に少し冷静になるよう話したよ」

「彼のために、シートを見つける手助けをしているところだ」

「あの(ペレス放出が決定した)時点では、ウィリアムズにまだシートがあったが、それはもうすでに無くなった。だが、まだロータスのシートがあるし、ザウバー、フォース・インディア、ケータハム、そしてマルシャにもひとつずつある」

「私はフォース・インディアに電話したし、ロータスにも電話した。彼らはいずれもいい仕事をしているし、私は彼(ペレス)を推薦したよ。なぜなら、彼はF1にとどまることがふさわしいからね」

ウィットマーシュは、自分自身は非常に難しい立場に置かれていたと語った。その理由は、2013年のフォーミュラ・ルノー3.5シリーズでチャンピオンに輝いたマグヌッセンが、「F1にはいない、もっともワクワクさせる若手ドライバー」であるためだとしている。

事実、ウィットマーシュは、少し前まではマグヌッセンの2014年のシートを探すために、フォース・インディアやマルシャと交渉を行っていた。

「私はピットレーンの端から端まで尋ね回ったよ。だが、どこもそれを受け入れてくれるところはなかった。だから、われわれがそう(マグヌッセンを起用)することになったんだ」

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