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マルドナード優勢、ヒュルケンベルグは不利

2013年11月18日(月)12:51 pm

2014年のロータスのシートをめぐって、ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)はもう候補ではないとパドックでうわさされている。

ベネズエラの石油鉱業大臣で、国営石油会社PDVSAの社長を務めるラファエル・ラミレスは、『El Nacional(ナシオナル)』紙に対し、ウィリアムズ離脱が決まっているパストール・マルドナードのロータスへの移籍をにおわす発言をしている。

「チームは(ウィリアムズから)変わる。彼が取り組んでいるのは、ロータス移籍だ」とラミレスは話している。

マルドナードは、ブラジルの『Totalrace(トータルレース)』に次のように語った。「何チームかと交渉しているけれど、行きたいチームについては、かなりはっきりしている」

「この数日のうちに確定すると信じている」

ロータスは、クァンタムと名乗る投資家集団との交渉がうまくいっていないと見られ、PDVSAからのスポンサーマネーは重要だと思われる。

最近マルドナードは、やはり経済状況が苦しいザウバーの本拠地を訪問したという報道もあった。

ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグの状況は苦しくなる一方だ。2014年に向けたドライバー市場には、新たに強力なライバルとして、マクラーレン放出が決まったセルジオ・ペレスが加わった。ペレスには、メキシコの大手通信会社テルメックスがついている。

ザウバーが、在籍中のエステバン・グティエレスに加えてペレスを獲得し、メキシコ人コンビにするという可能性もある。

「選択肢はいくつもあります」というザウバーのチーム代表モニシャ・カルテンボーンの言葉をドイツのテレビ局『Sport1(シュポルト1)』が伝えている。「しかし、われわれのようなチームは、経済的なあり方を考えなければなりません」

「国籍でドライバーを選んだことはありません」とカルテンボーンは付け加えた。「2人とも才能あるドライバーにしたいということです」

【まとめ】2014年F1移籍情報

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