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マルドナード、ザウバー本部を訪問か

2013年11月15日(金)6:38 am

今季限りでウィリアムズを離脱することが明らかとなったパストール・マルドナードが、ザウバーの2014年のシート獲得に向けて動き出したようだ。

マルドナードの強力なスポンサーであるPDVSA(ベネズエラ国営石油会社)もすでにウィリアムズとの契約打ち切りが決定しているが、『Blick(ブリック)』紙の記者であるロジャー・ブノワは、そのマルドナードが今週「ヒンウィル(ザウバー本部)にいた」と書いている。

ブノワはさらに、マルドナードがマネジャーであるニコラ・トッドとともにスイスのザウバー本部を訪れた件について、ザウバーは肯定も否定もしなかったと続けている。

1年につき4,000万ユーロ(約53億7,000万円)にも及ぶとされるPDVSAとの契約は、シーズンを通じて資金難にあえいでいるザウバーにとっては、のどから手が出るほど魅力的なものだろう。

若手ドライバーのセルゲイ・シロトキン起用が含まれるロシアの企業集団との契約によって、F1で20年の歴史を持つザウバーが存続の危機を回避できたと考えられているものの、まだ実際にはロシアからは資金が投入されていないと考えている者も多い。

事実、スイスのビジネス紙である『Handelszeitung(ハンデルスツァイトゥング)』は13日(水)、チューリッヒ州がザウバーに対し、未払いとなっている電気料金4万4,000ユーロ(約590万円)の支払いを求めて提訴したと報じている。

ザウバーの内部関係者は、『Handelszeitung(ハンデルスツァイトゥング)』に対し、ザウバーの資金問題は「まだまったく解決していない」と語ったとされている。

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