1年でマクラーレンを去ることが決まったセルジオ・ペレスが、F1アメリカGP(11月17日決勝)の開催地で、報道陣の質問に答えた。
わずか数日前にチーム発表よりも早くマクラーレン解雇を明らかにしたペレスは、チームの決断の遅さで「とても難しい状況に置かれた」と浮かない顔だった。
果たして今から来季のシートを探せるのだろうか。「今さらの決定という感じだね。まったく困ったものだ。でも、これも人生だよね。前を向いて進むしかない」と、オースティンで語るペレス。
ザウバーで2シーズンを過ごしたのち、今年マクラーレンにやってきたペレスだったが、シーズン終了間際に解雇を言い渡され、F1を去ることも覚悟しなければならない。
「自分のキャリアにとって正しい選択肢を見いだせなければ、ほかに活躍の場を求めるしかない。でも、目標はいいチームで条件のいいシートを得ることだ。欲しいのは勝てるチャンスだよ」とペレスは締めくくった。