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ペレスがマクラーレン批判「謙虚さが足らない」

2013年11月14日(木)12:04 pm

セルジオ・ペレスとマクラーレンの関係は完全に冷えきったようだ。厳しいレースが続く2013年も終盤戦にきて、ついにペレスがチーム批判を始めた。

ペレスはすでに、今年限りでマクラーレンを離脱すると発表。同チームの育成ドライバー、ケビン・マグヌッセンが来季F1デビューを果たすとみられている。

今週末のアメリカGPの舞台であるテキサス州オースティンは、メキシコ国境からわずか250マイル(約400km)の距離。いわばペレスのホームイベントなのだ。

ところがペレスは今週、首都メキシコシティで開かれたスポンサー主催イベントで2013年を「自身のキャリアで最低の一年」と呼び、暗に凶報の到来をほのめかしていた。

『EFE通信』が伝えるところによると、2013年はマクラーレンにとって「おそらくチーム史上最悪のシーズン」で、「あんなマシンで」自らの潜在能力を引き出すことは難しいとペレスは語ったという。

マクラーレン離脱を発表する声明の中では、同チームに対する感謝の言葉を述べていたペレスだが、『Totalrace(トータルレース)』に、ペレスはこう話していた。「まったく残念でならないよ」

「目標をすごく高めに設定していただけに、こんな結果しか出せなくてよけいに情けなくなる」

「チームは素晴らしい。それに疑いはないよ。スタッフも優秀な人材ばかりだ。でも、組織としてのまとまりはどうなのかな。あと、現実を受け止める謙虚さが足らないように思う」

「大きなチームの宿命だろうか。シーズン中、自分たちの現実に気づくのが遅かった。調子のいいレースといってもせいぜいポイントを取るくらいで、優勝は望めなかったからね」

「チームはそんな現実の把握に時間がかかったのさ」

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