BMW、量産車初のカーボン製基本骨格EV&PHV「i3」と「i8」発売へ

2013年11月14日(木)16:44 pm

BMWジャパンは、プレミアムセグメントにおける次世代モビリティとして開発された「i3」と「i8」の購入希望申し込みの受付を13日(水)に開始した。価格は「i3」が499万円と546万円の2モデル。「i8」は1,917万円となる。納車は「i3」が2014年4月5日から、「i8」が2014年夏以降を予定している。

新たに設けられた「i」シリーズは、持続可能な次世代モビリティを提供するプレミアムブランドとなる。両モデルとも量産車として初めて炭素繊維強化プラスチック(CFRP)製の基本骨格を採用。「i3」は大都市圏向け電動駆動の車として専用設計された4人乗りEVモデルであり、「i8」は高性能マシンのスポーツ性を持ちながら小型車並みのすぐれた燃費効率を兼ね備えたPHVとなる。いずれもプレミアムモデルにふさわしく、各種装備機能も充実。eモビリティのために専用開発された「BMW iリモートサービス」を含む「BMW iコネクテッドドライブ・スタンダード」も標準装備される。

「i3」は、最大出力125kW/170PS、最大トルク250Nmを発生する電気モーターおよび総電力量22kWhのリチウムイオン電池を搭載。1回の充電で最大約200kmまで航続距離を伸ばす事が可能となる。さらに、レンジエクステンダー(発電用エンジン)搭載モデルにおいては、航続距離は約300kmにまで達する。日本仕様の「i3」はCHAdeMO(チャデモ)方式の急速充電にも対応しており、普通充電の場合は約8時間で満充電となる。また急速充電を利用すれば約30分で80%充電が可能となる。ボディーカラーは6色が用意され、インテリアデザインは標準仕様の「ロフト」とオプションの「スイート」が設定される。

「i8」は、最大出力170kW/231PS、最大トルク320Nmの1.5リッター直列3気筒ターボエンジンと定格出力96kW/131PS、最大トルク250Nmを発生する電気モーターが組み合わされる。システムトータル最高出力は266kW/362PSとなり、0-100km/h加速を4.4秒で達成する動力性能を実現するとともに、EUテストサイクルでの燃費は2.5L/100kmという高効率性も併せ持つ。ボディーカラーは4色が設定され、インテリアデザインは標準の「カリスト」に加え、オプションとして「カルポ」と「ヘイロ」が用意される。

<「i」シリーズのモデルと価格>
i3/499万円
i3 レンジエクステンダー装着車/546万円
i8/1,917万円

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