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ボッタス、残留決定を事前に知っていた

2013年11月13日(水)13:27 pm

バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)は、ある時点から前もって2013年シーズン以降もウィリアムズに残留できると知っていたと打ち明けた。

今シーズン、困難な状況にあるウィリアムズにして、ボッタスは堅実なF1デビューを飾った。しかし、ケータハムとマルシャの下位2チームを除くと、今季いまだポイントを獲得していない唯一のドライバーであることも事実だ。

それにもかかわらず、ウィリアムズのチーム代表のフランク・ウィリアムズと副代表を務めるクレア・ウィリアムズの親子をはじめとする主要メンバーから「信頼」をつなぎとめることができ、満足していると語った。

クレアは11日(月)、「思う存分実力を発揮できるクルマを彼に与えるのが待ち遠しい」と話した。

ボッタスがウィリアムズと新たに「複数年」契約を結んだニュースは、チームがフェリペ・マッサ(フェラーリ)の獲得へ向けて動いていたことに加え、今シーズンをもってチームを去るパストール・マルドナード(ウィリアムズ)の強力なスポンサーだったベネズエラの国営石油会社PDVSAとウィリアムズ側が交渉を行っていたこともあり、足止めを食う格好になっていた。

ようやくこのニュースが報じられると、ボッタスはフィンランドのテレビ局『MTV3』に「新規の契約について僕はすでに知っていたから、黙っているのが大変だったよ」と笑いながら話した。

さらに、「チームからはずいぶん前に残留を保証してもらっていた。ただ、チームとしては、ドライバーがふたりとも決まってから発表したかったようだ」と付け加えた。

ボッタスは、2013年シーズンにおける最大の問題は、不振にあえぐウィリアムズのクルマであると言っているが、11日(月)にウィリアムズが来季のドライバーラインアップを正式に発表したことで、より一層自信を持てるようになったと話した。

「今後も継続できるとわかって、安心感が一段と増した」と胸の内を明かした。

「来シーズンの僕は、今年よりも良いドライバーになっていると思う」

さらに、2014年からウィリアムズに加入するマッサとガレージを共有するのを心待ちにしていると語った。

「フェリペは経験が豊富なだけじゃない。彼の速さを忘れちゃダメさ」

「(2008年の)彼は、あと1歩でF1ワールドチャンピオンだった。それにここ最近のレースでは、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)と互角な走りをしている」とボッタスは語った。

さらに、「(2014年の)ルール一新によって、経験がとても役に立つ」とボッタスは続けた。

「彼にはこれまで、数々の異なるクルマで走った実績があるし、あらゆる問題を経験してきたことは間違いない」

「チームにとって、とても良いことだと思う」とボッタスは述べた。

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