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ロータスにコバライネン起用を提案する元F1ドライバー

2013年11月13日(水)12:59 pm

元F1ドライバーであるミカ・サロが、手術のために今季残り2戦の欠場を決めたキミ・ライコネン(ロータス)の理想的な代役として、ロータスに対して同郷のヘイキ・コバライネン(現ケータハム/控えドライバー)の名前をあげている。

常識的には、ロータスではその控えドライバーであり、2012年にF1の下位カテゴリーであるGP2でタイトルを獲得したダビデ・バルセッキを、残り2戦にライコネンの代役として立てることになるだろう。

だが、イタリア人ドライバーのバルセッキは経験値の少ないルーキードライバーだ。そして、エンストンに拠点を構えるロータスは、資金的問題を抱えているだけに、チーム別ランキングで順位を上げ、より多くの賞金を手にするという目標のために必死にポイントを取りにいきたいという状態に置かれている。

サロは、フィンランドの放送局『MTV3』に対し、次のように述べた。

「これについて少し考えてみたんだ。そして、ヘイキを使うのが賢い考えじゃないかと思っている」

高い評価を受けながらも、昨シーズン限りでケータハムのシートを失ったコバライネンは、必死にF1復帰の道を探っている。

さらに、コバライネンは今季も何度かケータハムで金曜日のフリー走行を担当しており、バルセッキよりはレースへの順応も楽なはずだ。

「バルセッキは、彼にとってまったく初めてのサーキットでうまくやるのはかなり難しいだろう。だけど、ヘイキはオースティンで(昨年)レースをしたことがある」、とサロは続けた。

「ケータハムでもルノーエンジンを使っている。ヘイキはこういう機会をずっと待っていたし、もしも僕がチーム代表なら、バルセッキよりは彼のほうを選ぶね」

「バルセッキがダメだと言っているわけじゃないよ。ただ、ロータスではポイントを取ることが必要だということを言っているんだ」とサロは付け加えた。

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