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グロージャン「力が発揮できるサーキットのはず」

2013年11月11日(月)6:00 am

ロータスのロマン・グロージャンが、サーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われるF1第18戦アメリカGP(11月17日決勝)に向けて意気込みを語った。

Q:オースティンは楽しみですか?

グロージャン:すごく楽しみにしているよ。昨年はサーキット・オブ・ジ・アメリカズでの初めてのF1だったけれど、僕たちにとってはまずまずの週末だった。でも、今年はもっといい結果を出せる可能性があると思う。

グロージャン:2012年には路面は新しくて、気温もかなり低かったからグリップがなかなか得られなかった。それに初めてのサーキットだったから最適なセットアップを見つけるのにも苦労したよ。今年は前回のデータを持っているし、もっと気温も暖かくなるだろうと思っている。そしてチームも僕自身も、クルマが素晴らしいパフォーマンスを発揮できるよう、一緒に懸命に頑張っている。

Q:現在のサーキット・オブ・ジ・アメリカズで、特に難しいところは?

グロージャン:とてもバランスがとれたサーキットだから、クルマの性能をうまく発揮させるために、特定の部分にほかよりも注目する必要はないんだ。でも、E21(ロータスの2013型車)にとっては、また力が発揮できるサーキットのはずだよ。

グロージャン:昨年は望むようなグリップを得ることが難しかったし、今年もそれは同じだと予想している。タイヤはかなり硬めのもの(ハードとミディアム)が供給されるから、それらが最高のパフォーマンスを発揮できる使い方ができるように頑張らないとならない。今年は気温も暖かくなると予想しているからそれが助けになるだろうし、路面も昨年のような出来立て早々という状態からは変化していると思う。全体的には、僕たちにはかなりうまくやれる可能性があると思っている。

Q:最近、いくつかのレースで素晴らしいスタートを決めていますね。オースティンでも同じことが期待できますか?

グロージャン:昨年は、スタートはあまり得意ではなかったと言うべきだろうね。でも、僕はチームと一緒にそれを改善するために懸命に頑張ってきたし、それがうまくいっているみたいだ。とりわけ、最近の何レースかではね。

グロージャン:日本では先頭に立つことができたし、アブダビでは、最初のいくつかのコーナーで、外側の滑りやすいほうでうまくラインを見つけることができていた。もちろん、オースティンの予選では出来る限りトップに近いところを目指したい。そして、素晴らしいスタートを決めてトップに出ることができれば、完ぺきな形でレースをスタートできるだろうね。

Q:アメリカについてはどう思っていますか?

グロージャン:初めて訪れたのは昨年のレースのときだけど、もちろんアメリカは好きだよ。大きい国だし、まだそのほんの一部しか見たことがないけれどね。昨年、ハーレーダビッドソンを買ったほどだよ。つまり、昨年オースティンを訪れたことがそれほど印象的だったってことに違いないよ!

グロージャン:バイクにはカスタマイズも施したし、多分、いつかそれでアメリカを旅して回らないとね。素晴らしいバイクもそうだけど、前回はすごくたくさんの情熱的なファンと出会うこともできたし、本当に素晴らしかったよ。

Q:アブダビでは4回連続表彰台を逃して悔しかったですか?

グロージャン:そりゃそうさ! 最後のほうではロズベルグ(ニコ・ロズベルグ/メルセデスAMG)から大体1秒くらい後ろにいたと思う。そして最後の数周ではかなりうまく彼との差をつめてゆくことができた。でも、チェッカーフラッグまでに十分に接近するほどの速さがなかった。

グロージャン:4回連続で表彰台に上ることができなかったのは残念だ。でも、アブダビでのフリー走行2回目や予選で僕たちが抱えた問題を考えれば、4位で終われたのはかなりいい結果だったと思うよ。レースペースだけを見れば、多分マーク(マーク・ウェバー/レッドブル)と2位争いだってできていたはずだ。でも、ああいう形になることもしばしばあるものだし、決勝では自分たちに可能な限りのことができたと思うよ。

Q:オースティンでは再び表彰台に上れますか?

グロージャン:もちろん、最高のパフォーマンスを発揮することを目指しているよ。どうなるか、様子をみよう。

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