マックス・チルトンは、本人の弁によると2014年も「恐らく」マルシャで走るということだ。
マルシャは大口スポンサーのお抱えドライバーを取っ換え引っ換え起用するチームとして知られるが、チルトンは2年目の来季も残ろうと考えている。
残留できると思う根拠は、チルトンの安定した成績だ。ドイツ『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』誌によると、先週末のF1第17戦アブダビGPを走りきったチルトンは、2005年にティアゴ・モンテイロ(今季WTCC)が当時ジョーダン(現フォース・インディア)で打ち立てたルーキーシーズン連続完走16戦の記録を破ったものだ。
ただ、2013年で今ひとつ目立たないのがチルトンの速さである。
「確かに予選でチームメートのジュール(ビアンキ)に勝ったのは一回だけかもしれないけど、今まで数戦にわたって彼を上回るスピードで決勝を戦っている。特に8月の夏休み明けはなおさらだ」と、F1公式サイトに語るチルトン。
「たぶん来年もマルシャに残ることになるだろう。まずは契約をまとめなければならないけどね」