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ケータハム、2014年ドライバーラインアップはまだ白紙

2013年11月06日(水)12:31 pm

ケータハムの両ドライバーは、まだどちらも2014年のシートを確保できていない状況だ。

財政難にあえぐケータハムは、若手ながら潤沢な資金をチームに持ち込めるふたりのドライバー、ギド・ヴァン・デル・ガルデとシャルル・ピックのラインアップで今シーズンに臨んだ。しかし、チームは案の定、思うような結果を残せず低迷。2014年は、経験豊富なヘイキ・コバライネンがレースドライバーに復帰するかもしれない。

現ドライバーふたりのうち、より残留の可能性が高いのは、ラガルデール・グループから支援を受けているピックであろう。ヴァン・デル・ガルデより長い契約年数をチームと結んでいると言われる。

しかし、ピックのマネジャーを務める元F1ドライバーのオリビエ・パニスは、フランスのテレビ局『Canal Plus(カナル・プラス)』に対し、「100パーセント確実なことなどない」と打ち明けた。

「いかなる場合においても、安定はシャルルにとって重要だ。だが、私たちはほかのチームからも交渉を持ちかけられている」

「昨年より、決定には時間がかかると思う。シーズンが終了するまで、シャルルが来季もF1に残留するかはわからないだろうね」

ケータハムのもうひとりのドライバー、ヴァン・デル・ガルデのマネジャーを務めるヤン・パウル・テン・ホーペンは、『De Telegraaf(テレグラーフ)』紙に対し、「ギドに真の関心を寄せる4つのチームと話し合いを行った」ことを明かした。

この4チームとは、ケータハム、ウィリアムズ、フォース・インディア、そしてザウバーだと考えられている。

また、テン・ホーペンは、「さらなる話し合いの場が持たれるのは、間違いない」とも述べた。

「彼の成長を全員が目にしてきたと思う。でも、F1のいす取りゲームは、カジノで遊ぶようなものだ」

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