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アロンソのケガに関するさまざまな情報

2013年11月05日(火)15:29 pm

フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)が、先週末のF1第17戦アブダビGP決勝で、縁石に激しく乗り上げたことによる負傷の状況について、フェラーリ陣営からさまざまな情報が伝えられてきている。

アロンソは、アブダビGP決勝においてピットアウトした際にジャン-エリック・ベルニュ(トロロッソ)と並走する形となり、コースをはずれ、縁石に乗ってクルマを大きくジャンプさせてしまっていた。だが、その後アロンソは「何の問題もなく」、「キャップを後ろ向きにかぶって」、ドライバーに義務付けられたメディア対応にあたっていた。

スペインのスポーツ紙記者であるマヌエル・フランコは、「何も問題はない」と付け加えた。

しかし、縁石を乗り越えた際、F1統括団体であるFIA(国際自動車連盟)がF1カーへの装着を義務付けている衝撃警報装置が作動し、アロンソには医師による検診が必要だとされた。

だが、『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』は、その衝撃が15G以上の数値を示したのは、センサーが正しくクルマに取り付けられていなかったためだと報じている。

事実、フェラーリの広報担当者は、その検査は単なる「用心」のために行われたものに過ぎないとした後で、アロンソは「問題ない」と付け加えていた。

ドイツ人記者のミハエル・シュミットも、「医師たちは何も問題ないとしている」と書いた。

しかし、アロンソのマネジャーであるルイス・ガルシア・アバドは、ツイッターに、せきついを固定する板がつけられ、スペースブランケットで覆われたアロンソの写真を掲載し、大勢のアロンソファンを驚かせた。

そして、アロンソ自身は4日(月)に、190万人に及ぶ彼のファンに向けてツイッターを通じて次のように語りかけた。

「昨夜はまあまあだった。今日の午後にはまた検査を受けるし、できる限り早く100%の状態に戻れるよう頑張るよ」

アブダビを発つ前、アロンソは2週間後のオースティン(F1アメリカGP/17日決勝)までには、「うまくいけば」体調が万全となるだろうと語っていた。

4日(月)にスペインで行われたと伝えられているアロンソの再検査の後、フェラーリの広報担当者は『BBC』に対し、「彼は大丈夫だ。少しだけ痛みがあるが、それだけだ」と語り、「検査の結果は問題なかった」と付け加えた。

今季、アロンソとフェラーリの関係に関してはさまざまな推測が行われているが、アロンソのマネジャーのアバドは、アメリカGPまでにはアロンソの体調が回復するかどうかについては明言せず、次のように語った。

「われわれはオースティンに関する話をしているわけではない」

「すべてに問題がないかどうか検査をする必要がある。これは、この状況に対して通常の取り組みをしているに過ぎない」、とアバドは付け加えた。

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