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ライコネン、あわやF1アブダビGPをボイコット

2013年11月02日(土)16:30 pm

先週末のF1第16戦インドGPでロータスとの関係が修復不能なほどに悪化したといわれるキミ・ライコネン。次の第17戦アブダビGP開幕を翌日に控えた10月31日(木)、サーキットにライコネンの姿はなかった。

チームはこの日、いつものように音声インタビューのURLリンクを含むプレスリリースを報道関係者に配ったが、「火を見るより明らか」というタイトルが付けられていた。

ライコネンが木曜日に姿を現さないのは特段めずらしいことではないが、レース中にチームから無線でののしられたことがよほど腹に据えかねたのは、想像に難くない。

パドックに詰めている記者の中には、ライコネンはレース欠場をチラつかせたに違いないと考える者もいた。

イギリス『Mirror(ミラー)』紙は「情報筋」の話として、「あまりの侮辱」に、スイスの自宅に引きこもることも「彼の頭によぎった」と伝えている。

そんなライコネンに同情的なのが、2008年のF1王者ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)だ。

フィンランドのテレビ局『MTV3』に、もしレース中、無線で自分のエンジニアに怒鳴られたうえ、ののしられたらどうするかと質問されたハミルトンは、こう答えた。「恐らく彼(ライコネン)と同じことをするだろうね」

チームメートのロマン・グロージャンも、ライコネンとの関係が「最近」急速に悪化したことを認めた。

「僕は、基本的に彼がどんな人間なのか知らない」と、グロージャン。

「僕との関係は、皆さん(報道陣)と彼の関係と同じだよ。ドライバーとしての彼は、とても優秀だ。それに、最近まではすごくいいチームメートだった」

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