マクラーレンのジェンソン・バトンが、ヤス・マリーナ・サーキットで行われるF1第17戦アブダビGP(11月3日決勝)に向けて意気込みを語った。
ジェンソン・バトン
「チーム全体が、先週末のインド(第16戦)での自分たちのペースに勇気づけられたはずだと思う。僕にとってレースはいい展開とはならなかったけれど、僕たちの全体的なスピードと一貫性は今シーズンここまででは最高だった。それに、いつもそうだけど、レースチームは戦略的にも実践的にも、それをやり遂げるためにすべてを傾けるものだよ。ライバルたちに対して僕たちが失うものは何もないしね。もちろん、僕たちはその勢いを今週末のアブダビにも持ち込むつもりだ」
「かなり異なるタイプのサーキットではある。最後の区間はストップ・アンド・ゴーのところが多いし、強いメカニカル・バランスに頼ることになる。僕はいつもヤス・マリーナ・サーキットでのレースを楽しんできたし、僕たちはここでもまたポイントを稼いでチーム別ランキングでの位置を確固たるものにできると思っている。すでにトライバーのタイトルは決定してしまったから、F1の関係者もこれからの最後の3レースは楽しむことができるんじゃないかと思うよ」
「僕たちはもうひとつのチームとこれまでになく激しい戦いをすることになるけれど、これからの3レースは2014年シーズンに向けてのパッケージを開発したり理解するための機会としても見ている。僕にとっては、それはワクワクすることだ。今シーズンを可能な限りいい位置で終えられるよう、僕からの情報を提供したいと思っている。そうすれば2014年の新たな挑戦に向けていい備えができるし、僕たちが目指していることを実現できるだろう」