ロータスは、F1第16戦インドGP決勝中に交わされたキミ・ライコネン(ロータス)との放送禁止用語満載のやりとりを謝罪した。
ライコネンは、ペースに苦しんでいたが、それをはるかに上回るハイペースで後ろから追いついてきたチームメートのロマン・グロージャンとバトルを始めた。これを見かねたロータスのトラックサイドオペレーションズディレクターであるアラン・パーメインは、ライコネンに対し「さっさとどけよ!」と英語圏で放送禁止になっている言葉を使って無線で言い放った。
ライコネンもすかさず「俺に向かってどなるな!」と放送禁止用語を交えて応酬している。
この無線でのやりとりを受け、パーメインとその家族の元には、ライコネンのファンと見られる人たちから殺害予告が届いたとされる。
「今さらではあるが」と前置きした上で、ロータスのチーム代表を務めるエリック・ブーリエは次のように述べた。
「今回の無線のやりとりは、もう少し感情を抑えた言い方で伝えることができたはずだ」
「かなり多くの人たちを驚かせてしまったと認識している。私にできるのは、チームを代表して謝罪することだ。もう2度とこのようなことは起きない」とブーリエは誓った。