セルジオ・ペレス(マクラーレン)は27日(日)、自身の将来についてマクラーレンが決定を下したことをにおわせる発言を行った。
ペレスは今季ザウバーから移籍してきたばかりだが、マクラーレンはジェンソン・バトンの来季チームメートとしてペレスで続行の意向を示すにとどまっている。
現在23歳のペレスは、マクラーレンで厳しい1年目のシーズンを過ごしている。2013年型マシンが競争力に欠けるのだ。
「ここまで難しい1年が続いているね」と27日(日)のインドGP決勝日、報道陣に話すのはスポーティング・ディレクターのサム・マイケル。「でもそんな事態にしてしまったのは、ほぼ自分たちの責任だ。マシンの速さが足らないよ」
マイケルによると、チームはバトンにもペレスにも「非常に満足」していて、2014年もふたりとやっていくのは「ほぼ間違いない」のだそうだ。
だがうわさでは、マクラーレンが援助するジュニア・ドライバーのケビン・マグヌッセン、あるいはもしかするとフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)が今もペレスの代わりに候補となっているという。
それでもペレスは27日(日)、わずか1シーズンでマクラーレンのシートを失う恐れについて、「特に」考えを巡らせたことはないと話していた。
来るべきマクラーレンの結論について質問されると、ペレスはマイケルに向かってほほ笑み、次のように語った。「もう決定したと思う。質問してもらっても差し支えない」
「きっとチームに残るよ。自信がある」とペレスは話し、こう締めくくっている。
「ほかのチームに伺いを立てる必要は感じない。またマクラーレンで走ると思う」