F1インドGP決勝では、今シーズ限りでロータスを離れるキミ・ライコネンが、後ろから仕掛けてきたチームメートのロマン・グロージャンとコース上で激しく競り合う場面があり、チーム内の内紛勃発(ぼっぱつ)をうかがわせる一幕があった。
ロータスのトラックサイドオペレーションズディレクターを務めるアラン・パーメインは、イギリスのテレビ局『Sky(スカイ)』に対し、ライコネンの行為に「失望した」ことを認めている。
さらに、ふたりのバトルの最中には、ロータスのあるチームメンバーが無線で放送禁止用語を交えながら「キミ、どけよ!」と口走るなど、血気盛んなメッセージのやりとりが繰り広げられていた。
これに対し、ライコネンも「俺に向かってどなるな!」とすかさず英語圏で放送禁止になっている言葉を使いながら応酬している。
『NBC』のピットリポーターを務めるウィル・バクストンはレース後、ツイッターでこうつぶやいた。
「僕ならダビデ・バルセッキ(控えドライバー)を残りの3戦に乗せるね。おもしろそうじゃない?」