マクラーレンは22日(火)、レッドブルが空力責任者であるピーター・プロドロモウとの契約を早期に解除するつもりがないことは理解していると語った。
マクラーレンは、レッドブルにおいて最高技術責任者のエイドリアン・ニューイの右腕として活躍しているプロドロモウとの契約を済ませているが、プロドロモウとレッドブルとの現在の契約は少なくともあと1年は有効であるとみられている。
マクラーレンのマネジングディレクターであるジョナサン・ニールも、記者たちへ次のように語った。
「レッドブルが早めに彼を解放する理由は何もないよ」
「我々としては彼が明日の朝一番からでも(マクラーレンで)始めてくれればうれしいだろう。だが我々は、ほかの組織から誰かを引き抜くときはいつもそうしているように、レッドブルの立場を全面的に尊重している」
プロドロモウの下で空力の副責任者を務めている人物もやはりすでにマクラーレンと契約を交わしているとみられるが、その人物もまだしばらくはレッドブルとの契約下にある。
レッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコは、先週次のように語っていた。
「1年もすれば、2人がどこで働いているか分かるだろう」