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トロロッソ、2014年のドライバー体制を発表

2013年10月22日(火)11:18 am

トロロッソは、レッドブルへ移籍するダニエル・リカルドの後任ドライバーとして、2014年にロシア人ドライバーのダニール・クビアトを起用することを発表した。これにより、トロロッソの来シーズンのドライバー体制は、ジャン-エリック・ベルニュとクビアトという組み合わせになることが決定した。

現在19歳のクビアトは、リカルドらと同様レッドブルの育成ドライバーとなっており、今年はローマを拠点としてGP3とヨーロッパF3選手権にエントリーしている。

今回の発表にあたり、トロロッソのチーム代表であるフランツ・トストは次のように語った。

「レッドブルの若手育成プログラムから昇格させるというわれわれの主義を継続できてうれしく思っている。これまでの下位カテゴリーでの成績を見れば分かる通り、ダニールは非常に才能に恵まれたドライバーだ。カートにおいても大きな成功を果たし、2012年にはフォーミュラ・ルノー2.0で7勝を飾ってタイトルも獲得している。今年は全6戦で行われるヨーロッパF3選手権において、1勝をあげ、5回のポールポジション、5回の表彰台を達成した。これに加え、GP3ではまだタイトル獲得のチャンスも残している。リーダーに対し、わずか7ポイント差につけているからね」

「彼はシルバーストンで行われた若手ドライバーテストにおいて、すぐれたパフォーマンスを見せるとともに、非常に有益な技術的フィードバックを行い、われわれを感心させた。これは、彼が今後成長を果たすための基本的な資質をすべて兼ね備えているということだ。F1でのキャリアを最善の形でスタートできるよう、われわれがこれまで若手を鍛え上げてきた経験をすべてつぎ込むことをダニールも確信できるだろう」

来季、トロロッソに加わることが決定したクビアトも次のように述べた。

「素晴らしいニュースだ。夢が実現するんだ。この非常に貴重なチャンスを与えてくれたレッドブルとトロロッソに感謝したい。カートを始めて以来ずっとF1にたどり着きたいと思っていたけれど、その願いが来シーズンには現実のものとなる。シルバーストンでのテストでトロロッソとは少しだけ一緒に作業をしたことがあるし、その経験はものすごく楽しかった。僕はイタリアを拠点にしていてイタリア語も話せるから、きっとそれがチームにすぐに溶け込むのに役立つはずだよ」

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