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ライコネン「今度こそ予選でうまくやりたい」

2013年10月22日(火)16:14 pm

ロータスのキミ・ライコネンが、ブッダ・インターナショナル・サーキットで行われるF1第16戦インドGP(10月27日決勝)に向けて意気込みを語った。

Q:ブッダ・インターナショナル・サーキットの印象は?

ライコネン:かなり面白いコースだ。モダンサーキットの中ではましなほうだね。韓国とかなり似ている。長いストレートと、ひどく難しいというほどではないコーナーと、激しいブレーキングポイントがある。韓国も去年初めて走ったけれど、あれほどテクニックは求められない。でも、いいと思うよ。インドのように新しい土地へ行くのはいいものだ。最高のクルマで誰よりも前を速く走れれば、気分のいいコースであることは間違いないね!

Q:コース初体験でこれまでで唯一のレースは、どうでしたか?

ライコネン:まあまあだったけれど、もっといいものになる可能性もあった。去年は週末にグリップ不足に苦しんだし、予選前のセットアップ変更で自分の首を絞めてしまった。そのあと日曜にできることは何もなかったね。決勝では、上位に挑めるだけのスピードがあったけれど、遅いクルマにつまって、追い抜くことができなかった。レースの大半を、フェリペ(マッサ/フェラーリ)を抜こうとして費やしたことを覚えているよ。あれは理想的じゃなかった。

Q:インドを見て回る機会はありましたか?

ライコネン:いや。初めて行ったけれど、パドックとホテルで過ごしただけだ。僕たちはレースしに行くだけだし、インドはすごく大きな国だからね! 気にいったのは、インド料理が食べられることだ。大好きだよ。

Q:日本でのレースはほぼ順調だったでしょうか?

ライコネン:まあ、ほぼ普段通りのレースだったと言えるね。ポイントを獲得できて良かった。最低のスタートで、ライン上でひどいホイールスピンを起こして、いくつもポジションを落としてしまった。理想的じゃなかったし、それで渋滞につかまってしまったんだ。でも、あとでいくつか順位を取り戻すことができた。

Q:先週末は、クルマが好みの感触になってきていると話していましたが、シーズン残りに向けて状況がとても良くなっているということでしょうか?

ライコネン:クルマの感触は週末通してかなり良かった。ここ最近で、ずいぶん進歩させることができた。クルマはまだ完ぺきに望み通りではないし、アンダーステアを解消しようとしているところだ。それがあまり好きじゃないんだ。日本では、レース序盤に本当のペースを示すことは難しかった。かなり長い間、遅いクルマにつかまっていたんだ。最後のピットストップを済ませてからは、少し前が空いたので、クルマがすごくいい状態になった。レース後半はいい走りができて、その点はすごく満足できた。

Q:また何度か素晴らしい追い抜きを見せてくれましたね。

ライコネン:理想的な予選結果が出せないと、日曜に少し苦労するはめになる。鈴鹿で追い抜くのは楽じゃないし、僕たちはストレートであまり速くなかったから、余計やっかいだった。でも何人か抜くことができた。スタートで遅れたから、それが大事だったんだ。ニコ(ヒュルケンベルグ/ザウバー)は、いい走りでついていってシケインの手前で前に出ることができた。あれが大きかったよ。やれるだけのことはやった。

Q:インドでの目標は?

ライコネン:今度こそ予選でうまくやりたいね。この5戦、予選はあまり良くなかった。予選がうまくいかないと、日曜の午後も苦労することになる。でも、もちろん攻め続けるけどね。それさえうまくいけば、いいところが狙えるよ!

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