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ケータハム、チーム全体が集中/F1インドGPプレビューまとめ

2013年10月22日(火)15:51 pm

ケータハムのシャルル・ピックとギド・ヴァン・デル・ガルデが、ブッダ・インターナショナル・サーキットで行われるF1第16戦インドGP(10月27日決勝)に向けて意気込みを語った。

シャルル・ピック
「次はインドとアブダビ(11月3日決勝)の2連戦に挑む。みんなにとってとても厳しいスケジュールだけど、13日(日)のF1日本GP決勝で見せたように、僕たちは戦い続けているし、どんなチャンスも見逃さないように、チーム全体が集中している」

「インドは去年初めて走った。多くのドライバーが口をそろえるように、新しいサーキットの中でも指折りの素晴らしいコースさ。2012年にはここで良い走りができた。特にスタートでは順位を5つも上げたんだ。だから目標はもちろん2013年も同じようなレースをして、できるだけチームを前に押し出すこと」

「コース自体は、ターン5の入り口からターン10、ターン11あたりまで続く高速区間と、ターン1、ターン2そしてターン3までのストップ・アンド・ゴーのような区間がバランス良く組み合わされている。でも、1番大切なのは、クルマから最大限の力を引き出すために、スパ(F1ベルギーGP)のようにすべてのラップで良いリズムを見つけることなんだ。路面は週末を通じてかなり改善されるから、予選そして決勝が始まるまで、最速ペースはわからない。金曜日は路面がとても汚れていて、土曜日の朝も再びほこりっぽくなっているからね。昨年は、毎晩路面を洗うなど、これに対する対策がとられていたから今年も何らかの改善策がとられるといいね」

「インドに滞在する期間が短いから、観光する時間は無いだろうけど、いつか必ず見て回りたいね。仕事柄、興味深い場所をたくさん訪れているのに、レースのある週末はいつも忙しくてゆっくり観光する時間が取れないんだ。でも、去年見た感じからして、インドは素晴らしい場所だから、いつの日かまた実際に訪れて詳しく知りたいな」

ギド・ヴァン・デル・ガルデ
「2週連続の開催だった韓国(第14戦/6日実施)と日本(第15戦/13日実施)では、忙しかった上に思い通りの走りができなかった。次のインドとアブダビ(11月3日決勝)では、ハンガリー(第10戦/7月28日実施)から築き上げてきたパフォーマンスレベルに戻したい」

「日本ではスタート直後にジュール・ビアンキ(マルシャ)と接触し、あっという間にレースが終わってしまった。接触直後の全データを調べたところ、バリアに激突したときの衝撃がおよそ20Gにまで達していた。僕のキャリアの中で、断トツで1番大きなアクシデントだった。その後、クルマを降りて、20分かそこらでチームのホスピタリティエリアに戻っていたんだから、F1の安全性がかなり進歩したことを示しているよね。レース後に映像を見て、初めて我に返ったよ。正直言って、僕がクルマの中で受けた感じよりもはるかに大きなクラッシュだった」

「次はインドだ。ここのサーキットも、去年のフリー走行1回目で初めて走っている。ドライバーから好まれるコースだよ。起伏があり、かなり走り応えのあるコーナーも何カ所かある。追い抜きをしかけられるポイントもいくつかあって、特にロングストレートの出口にあたるターン4などは狙いやすい。気温は暑くなるだろうね。でも、シーズンを通じて、暑いコンディションの方が僕たちには合っているから、週末を通じて直近のライバルたちとの差を維持しつつ、日曜午後の決勝ではいかなることも味方につけ、前を行くクルマとのバトルができる状態にまで戻すことが目標さ」

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