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来季V6エンジン、ワークスチームが有利に

2013年10月21日(月)11:28 am

2014年に登場するF1の新V6ターボエンジンは、ワークスチームが有利だとロス・ブラウン(メルセデスAMG)が話している。

エンジン製造会社のメルセデス、ルノー、フェラーリ3社はいずれもカスタマーチームを抱えるが、規則ではたったひとつの仕様しか認められていない。

つまりエンジンはそれぞれのメーカーを代表するワークス・チーム、メルセデスAMG(メルセデス)、レッドブル(ルノー)、そしてフェラーリ(フェラーリ)のマシンにぴったり合う仕様に作られるのだと、ブラウンはドイツ『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』にいうのだ。

「われわれの場合、車体部門のブラックリーとエンジン部門のブリクスワースは力を合わせ、完成車が最高の力を出せるよう協力しているのだ」とブラウン。「すなわち、エンジンと車体がね」

従って、カスタマーチームはライバルのワークス勢に合わせて製造されたエンジンをいかにうまく使うかが勝負となる。

「顧客であるカスタマーチームには、情報面でできる限りの努力を惜しまない」とブラウンはいう。「ただ正直いって、彼らの意見は通ないと思ったほうがいい」

「われわれは自チームのソリューションを視野に開発している。他チームはそれに合わせるしかない」

新しくメルセデス勢に加わるウィリアムズの新任技術部門責任者、パット・シモンズも同じことをいっている。「フリー走行では、メルセデスから納品されたままの形でエンジンを走らせなければならないだろうね」

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