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ファンドールネ、レッドブルのオファーを断る

2013年10月21日(月)11:09 am

マクラーレンのジュニアドライバー、ストッフェル・ファンドールネは、ダニエル・リカルドが抜けて空席ができるトロロッソの来季ドライバー候補だったことを明らかにした。ただし、ファンドールネはトロロッソのオファーを断っていたのだ。

マクラーレンのチーム代表マーティン・ウィットマーシュは以前、ファンドールネともうひとりのジュニアドライバーであるケビン・マグヌッセンのためにF1シートを探しているといっていた。このふたりは、今季フォーミュラ・ルノー3.5シリーズでライバル同士でもある。

ファンドールネは母国ベルギーの『Le Soir(ル・ソワール)』紙に次のように話す。「そう、9月にヘルムート・マルコ博士が僕に連絡をくれたんだ」

ふたりの話し合いは2014年に関してだったという。マーク・ウェバーのF1引退にともない、同じオーストラリアの後輩リカルドのレッドブル入りが発表されるかどうかといった時期と合致する。

「(アントニオ・フェリックス)ダ・コスタのシーズンがパッとしないこともあって、彼の実力を疑ったレッドブルは僕に接近してきたんだ」とファンドールネは語る。

「レッドブル(すなわちトロロッソ)のオファーはわずか1年契約だった。でもここ(マクラーレン)は、もっと長い目で僕らを見てくれる」

先日のスペイン・ラウンドで、ファンドールネを従えてフォーミュラ・ルノーのタイトルを決めたマグヌッセンは来季、フォース・インディアあるいはマルシャに加入するとみられている。

ファンドールネによると、マグヌッセンに継ぐ第2候補のようだ。

「彼ら(マクラーレン)は僕のことも気にかけてくれる」とファンドールネ。「でも現時点で僕がF1に行ける可能性は20ないし25パーセントだ」

「来季一番可能性が高い」のは、もう1年をフォーミュラ・ルノー3.5で過ごすことだ。なぜGP2ではないのか。それはマクラーレンが同シリーズを評価していないからだ。

また、マクラーレンの控えドライバーになるチャンスもあるとファンドールネは話している。

ドイツ『Auto Bild(オート・ビルト)』は、もうすぐリカルドの後継者としてポルトガル人のダ・コスタが2014年トロロッソのドライバーに発表される見込みだと伝えている。

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