フォース・インディアでは現ドライバーのエイドリアン・スーティルが来季もシートを確保するだろうと考えていることが報道された。
スーティルのチームメートであるポール・ディ・レスタの将来はさらに不安に満ちたものとなっている。ディ・レスタのマネジャーであるリチャード・ゴッダードは、ディ・レスタが資金持ち込むペイドライバーによってシートを失う可能性があることを17日(木)に認めている。
ゴッダードは『Press Association(PA通信)』に次のように語った。
「フォース・インディアはこれまで常に素晴らしい才能の持ち主をクルマに乗せることを目指すという公明正大なやりかたを貫いてきたし、資金を持ち込むドライバーを探そうとはしなかった。それは素晴らしいことだ」
「それは、彼らが何人かの個人や企業によるじゅん沢な資金に支えられているからであり、彼らにはそうする力があるからだ。彼らがそのやり方を継続してくれることを願っている」
ジェンソン・バトン(マクラーレン)のマネジャーでもあるゴッダードは、27歳となるディ・レスタについて、最近の不調によって状況が思わしくないと認め、次のように続けた。
「断定することは難しいよ。シーズン後半にはタイヤが彼にとって不利に働いたからね」
「彼は、自分が望んでいたような結果を出せていない。だが、全体的に見れば、チームも本来の力を発揮できていないよ」