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井原慶子「今年は表彰台に登りたい」=WEC富士6時間耐久

2013年10月16日(水)20:44 pm

耐久レースの最高峰WEC(世界耐久選手権)にオーク・レーシングから参戦しており、今週末には富士スピードウェイで第6戦を戦う井原慶子。今季はシーズン中にチームを移籍したが、新チームについてTopNewsに語ってくれた。

昨年から始まったWECに井原は初年度から参戦。当時の所属チームは、耐久レースで輝かしい実績を持つガルフレーシングだった。世界最高峰のレースへ参戦するチャンスを与えてくれたガルフレーシングについて、井原は次のように話している。

「私にとって、WECに入れたのはガルフレーシングのおかげなので、ガルフレーシングと戦った1年半はすごく良い経験でした」

だが、ガルフレーシングは、昨年からプロトタイプのLMPクラス参戦を開始。そのため経験やデータなど足りないものもあったという。しかし、今季途中から移籍したオーク・レーシングは、今年のル・マン24時間でクラス1-2を達成するなど、強豪チームとして知られている。

「やはりオーク・レーシングはトップチームなので、違うところもあります。ガルフレーシングは去年初めてLMPのチームを作ったので、データも少なかったですし、経験も少なかったです。オーク・レーシングは昔から長い間LMPを扱っているので、LMPのプロという感じで、人もデータもたくさん持っています。すごく頼もしいチームです」

表彰台や優勝を現実的に狙えるチームへ移籍した井原。母国レースとなる富士戦に向けて、次のように意気込みを語っていた。

「オーク・レーシングはLMP2のランキングトップをずっと走っており、素晴らしいチームです。昨年は6位だったので、今年は表彰台に登りたいと思っています」

なお井原は、今回の富士で中高生を招いて国際交流を体験させるプログラムも行う。交通安全センター「モビリタ」にて、WECのために世界各国から集まるドライバーらと交流することで、国際人を育成するプロジェクトだ。会場にも使われるモビリタは、交通事故のない社会を実現するため、2005年にオープンさせた施設だ。
モビリタの詳細はこちら

元F1ドライバーも多数出場する注目のWEC富士戦チケットは、現在も発売中。自由席で観戦できる観戦券は、3日間有効で9,000円。決勝日には1コーナーとメインスタンド2階が指定席になり、1コーナーが前売2,700円(観戦券別)、メインスタンド2階が前売3,000円(観戦券別)になっている。
チケットの詳細はこちら

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