鈴鹿サーキットで行われたF1第15戦日本GP、メルセデスAMGのニコ・ロズベルグは8位、ルイス・ハミルトンは途中リタイアに終わった。
【結果】F1日本GP決勝、優勝者のタイム、2位以下はギャップ、周回数、ピット回数
■ニコ・ロズベルグ(8位)
「今日はいいスタートを決めることができたし、最初のピットストップまではいい位置にいることができた。残念ながらその後ピットアウトしようとしたときにアクシデントが起こってしまった。それによって上位争いから脱落してしまったよ。何が悪かったのかチーム内で分析することになるけれど、そのことでペナルティーを科されることになるのは明らかだった」
「その後、僕たちは3回ストップ作戦に変更したんだけど、それはかなりうまくいったね。何度かいい形で追い抜きをすることもできた。でも、ペレス(セルジオ・ペレス/マクラーレン)に対しては不満を抱いているよ。1回は防御のために進路をふさぐことができるけれど、そこからまた進路を変えてはいけないっていう明確なルールがあるんだからね」
「最後にザウバーを追い抜こうとしたんだけど、あれはすごく難しかった。僕たちの能力からすれば8位で満足するのは難しいけれど、少なくとも何ポイントか取ることはできたよ」
■ルイス・ハミルトン(リタイア)
「今日の午後は素晴らしいスタートができた。2台のレッドブルよりよかったし、多分今年初めてのことじゃないかな。マーク(ウェバー/レッドブル)が右に動いた。だから僕も同じように動くしかなかった。それによってセバスチャン(ベッテル/レッドブル)が僕とロマン(グロージャン/ロータス)に挟まれる形になってしまい、セブ(ベッテルの愛称)が僕の右リアに当たって、タイヤをカットしてまったんだ。それでおしまいだよ」
「あれは全然彼(ベッテル)のせいじゃない。起こって欲しくはなかったけれど、仕方のないことさ。チームに対しては本当に申し訳なかった。このサーキットに来ているみんなやファクトリーのみんなに対してね。彼らは今素晴らしい仕事をしてくれているのに、それに報いることができなかった」
「最後の4レースに向けては、レースを楽しみながら、チームのためにできるだけ多くのポイントを取りたいと思う。少し運が上向きになれば、まだチーム別タイトル争いでは2位に手が届くところにいると思っているし、それが僕たち全員の目指しているものだよ」