セルゲイ・シロトキンは、F1スーパーライセンス発給に向けて動き出せたことを喜んでいるだろう。
ロシア出身のシロトキンは、実力が認められれば2014年にザウバーのレースドライバーとしてF1デビューする予定だ。そのシロトキンが、フィオラノでのF1テストに参加した。
ザウバーのエンジン供給元がフェラーリであることから、シロトキンは2009年型のフェラーリのクルマを走らせた。
「F1マシンでの初走行でしたが、セルゲイはとても良くやってくれました」とザウバーのチーム代表モニシャ・カルテンボーンは話しているが、先日シロトキンが母国ロシアのソチで直線を走らせたことには触れなかった。
「セルゲイは(フィオラノで)180キロの走行を行いました。ラップタイムは明かせませんが、セルゲイは満足していいと思いますよ」とのカルテンボーンの言葉を『Speedweek(スピードウィーク)』が伝えている。