ジェンソン・バトン(マクラーレン)は、現メルセデスAMGチーム代表のロス・ブラウンが2014にマクラーレンに加わることがないのは「確実」だとコメントした。
ブラウンがメルセデスAMGを離脱することを決意したとの報道が流れる中、かつてバトンがホンダF1チームに在籍していたときのボスであるブラウンには、マクラーレンへの移籍の可能性がささやかれていた。マクラーレンが2015年にエンジンサプライヤーとしてF1に復帰するホンダと手を組むことになっているためだ。
バトンは鈴鹿において、それに関する質問はマクラーレンのチーム代表であるマーティン・ウィットマーシュに聞いて欲しいとしたものの、F1公式サイトによるインタビューの中で次のように答えている。
「ひとつ確かなのは、ロス・ブラウンが来季チームに加わることはないということだ」
そうであれば、2015年に向けて、さまざまな可能性が残されることになる。2009年のF1チャンピオンであり、現在33歳となったバトンは、自分も2015年に再びホンダエンジンを搭載したF1カーに乗るかもしれないと、記者たちに対して次のように語った。
「可能性はあるよ。確かに、可能性はある」
「日本にとってはF1にエンジンサプライヤーが参入するのはすごく特別なことだと思う。でも、もちろんそれはあと1年半後のことだ」
「そうなるまでにはまだかなりの時間があるし、来年はメルセデス・ベンツ(エンジン)と一緒にすごくいい年にしたいと願っているよ」、とバトンは付け加えた。