資金難によりF1開催契約をキャンセルしたバレンシアは、キャンセル料の支払いを免れたようだ。
バレンシアは2013年、2014年のF1開催カレンダーからすでにその名を消していたが、将来的な開催が可能な契約を有していた。しかし、先週バレンシアのF1開催にかかわっていたゴンザロ・ゴベルトは2014年のF1バレンシアGPの開催を正式に中止したことを認めた。
F1ボスのバーニー・エクレストンと交渉した結果、バレンシアにキャンセル料が請求されることはなくなったともゴベルトは明かしている。
バレンシア州政府の副首相のホセ・シスカルは11日(金)に次のように話した。「来年バレンシアでF1が開催されることはない。そして、それに対するペナルティーもない」
「レースがないならペナルティーもない」と話したシスカルは、開催契約そのものを終了する書類の準備も進んでいると明かした。
「契約終了の書類が完成しても、今回の(2014年のキャンセル料免除という)発表に変更はない」