鈴鹿サーキットで行われたF1第15戦日本GP、ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグは6位、エステバン・グティエレスは7位だった。
【結果】F1日本GP決勝、優勝者のタイム、2位以下はギャップ、周回数、ピット回数
■ニコ・ヒュルケンベルグ(6位)
「今日は、できることはすべてやった。スターティンググリッドに着くレコノサンス・ラップから、マシンがあまりに調子いいのでビックリしたよ。終盤にはタイヤが音を上げてしまったけど、今日も長いことフェラーリ2台の前で頑張った」
「最初から最後までバトルの連続だったんだ。2回目のピットストップを終えて、少しばかりフェルナンド(アロンソ/フェラーリ)を引き離すことができたのもうれしい驚きだった。もっとも、彼はタイヤを温存していたのかもしれないね。6位と7位のダブル入賞はチームワークのたまものだ。ペーター・ザウバー(チーム創設者)のいい誕生日プレゼントになったなら、本望だよ。次のインドGP(27日)でもポイントを賭けて戦えるだけの自信はある」
■エステバン・グティエレス(7位)
「やっとレース後に満足感が得られるよ。今までこのために努力してきたんだ。容易な道のりではなかったけど、着実にやってきたと思う。過去数戦で長足の進歩を遂げたよね。昨日いったとおり、常に前向きでいれば必ずそれなりの結果が伴うものだ。これで入賞できると分かったからには、前を向いて自分のベストを尽くし、攻めるだけだ」
「最後の数周はニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)に食い下がられてキツかったけど、全体としては素晴らしいレースだった。チームに感謝したい。今日はほんとうによくやってくれた。これまでお世話になりっ放しだったペーター・ザウバー(チーム創設者)の70回目の誕生日に飛びきりのお返しができてよかったよ」