鈴鹿サーキットで行われたF1第15戦日本GP、トロロッソのジャン-エリック・ベルニュは予選18番手、ダニエル・リカルドは予選16番手だった。
【結果】F1日本GP 予選、Q1、Q2、Q3のタイム、周回数
■ダニエル・リカルド(フリー走行3回目13番手/予選16番手)
「僕たちにとってはいいセッションではなかった。昨日は久しぶりにすごくいい金曜日にできていたから残念だよ。今日はちょっとばかり風の影響を受けたけれど、僕たちは間違いなくもっと上位に行けるはずだった」
「もちろん、もっといい結果に終わって欲しかったけれど、レースで僕たちに何ができるかを考えないとね。クルマのバランスにはちょっと満足できなかった。ジェブ(ジャン-エリック・ベルニュ/チームメート)のトラブルについては聞いたよ。でも、決勝には何も心配する必要はないって言われた。僕のクルマには何も問題はなかったからね」
■ジャン-エリック・ベルニュ(フリー走行3回目12番手/予選18番手)
「ピットから出ていこうとしていたときに、僕のエンジニアが無線で話しかけてきたんだ。それで、僕から彼に話しかけられるようになるのを第1区間の中間まで待たなくてはならなかった。僕はエンジンに問題が起きたのかと思ったんだけど、その後リアのブレーキが戻らなくなっているんだと分かった。ブレーキをかけようとしたけど、ペダルは何の応答もしなかった。それから火が出るのが見えて、クルマを止めるしかなかったんだ」
「チームには今夜やるべきことがたくさんあると思う。火を消すまでかなりの時間がかかったからね。エンジンやギアボックスなどの主要パーツにダメージがないことを願っているよ。でも、かなりの部品交換が必要になるね。僕は大丈夫だよ。ヘルメットの中に消火剤が少し入ったことを除けばね。こういう不運はもう来年分まで使い果たしたことになるのを願うだけさ」
「これほど後ろからのスタートでは、レースは簡単なものにはならないよ。鈴鹿では追い抜きが難しいからなおのことね」