鈴鹿サーキットで行われたF1第15戦日本GP、レッドブルのマーク・ウェバーは予選トップ、セバスチャン・ベッテルは予選2番手だった。
【結果】F1日本GP 予選、Q1、Q2、Q3のタイム、周回数
■マーク・ウェバー(フリー走行3回目トップ/予選トップ)
「鈴鹿は素晴らしいサーキットだから、ここを走るのはいつだって楽しい。正直言って、今日走ったラップはそこまでひどくなかったけど、ここはこうすればよかったとか、あそこはもう少しこうできたとか、常に欲が出るのが人間さ」
「セバスチャン(ベッテル/チームメート)は予選で問題を抱えていたから、このポールポジションは若干うわべだけのものと言えるかもしれない。問題を抱えていても、彼は素晴らしい計測ラップを走っていた。でも、ポールを獲れてうれしい。チャンスが目の前にあるときは、しっかりものにしないとね」
「最後の鈴鹿でポールを獲得できて、とても良いお別れになる。素晴らしいサーキットだし、今日の第1セクターのことは絶対に忘れない。鈴鹿の第1セクターこそ、僕たちドライバーがまさに求めているものであり、そこにF1ドライバーという職業のすべてが凝縮されている。そこを走るのは僕たちにとって、まさに最高の瞬間なのさ」
■セバスチャン・ベッテル(フリー走行3回目9番手/予選2番手)
「まず、マーク(ウェバー/チームメート)おめでとう。彼は素晴らしいラップを走ったと思う。予選では問題を抱えていたけど、“たられば”で振り返るのはあまり好きじゃないんだ。常に予測不可能だし、2番手を獲得した。この結果には満足している」
「最前列を独占できたから、チームにとって最高の結果だよね。今日のクルマは、特にセクター1でびっくりするくらい良いパフォーマンスを見せた。クルマがいかに素晴らしかったか、後になって実感することになる。クルマの感触が今日と同じくらい良くて、限界ぎりぎりまで攻めた走りができた時は、実感するまでそう日にちはかからないんだけどね。今日の予選は楽しめたし、2番手に満足している」