F1の国際映像やオンボードカメラ映像をiPadやiPhone、パソコンからマルチビューでライブ視聴できる「Formula 1 on Zume(フォーミュラワン・オン・ズーム)」を展開するTVバンクが、土曜日のフリー走行3回目前にマルシャ・ピットツアー当選者を招待した。
F1関係者が集まるパドックに足を踏み入れた当選者は「まさか、当選するとは思いませんでした。今の気持ちを言葉で表すことができません」と興奮気味の様子。
マルシャ広報担当者から「トップチームとは予算の差が何倍もある」との説明を当選者は真剣な表情で聞きながら「それでもさすがF1ですね、すごい」とホスピタリティエリアを見ながらF1の世界観に浸っていると、いよいよフリー走行3回目直前のピット内へ移動。
タイヤや工具などきれいに整頓されたピット内では、実際に使用されるタイヤをタイヤウォーマーの上から触れたり、燃料を一定の温度に保つ機械、日本GPフリー走行1回目でジュール・ビアンキ(マルシャ)がクラッシュして壊したノーズ、これから使用されるコスワースエンジンも見ることができた。
さらに、チームの貴重なデータが見られるテレメトリーブースでの説明を受けたり、実際に使用されるステアリングを握らせてもらうという貴重な経験も。
ツアーの最後には、チームからサプライズが用意されており、ビアンキとチルトンのサイン入りキャップ、ボールペン、キーホルダー、耳栓がプレゼントされた。
ピットツアーを終えた当選者は「言葉にならないです。テレビに映らないところを知ることができ、とても勉強になりました」と、マルシャ・ピットツアーの感想を語ってくれ、ツアーは終了した。
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