ロシアのスポーツカーメーカー、マルシャのニコライ・フォメンコ社主は、同F1チームのマシンに自社開発のエンジンを搭載したい意向だ。
現在マルシャにエンジンを供給しているのはイギリスの独立系エンジンメーカー、コスワースだが、彼らは今季限りでF1を撤退する。これを受けてマルシャは7月、フェラーリとの間で、2014年から長期にわたる新V6ターボエンジンの供給契約を締結した。
だが、ロシアの国営通信(RIA)は、フォメンコがロシア版『Autosport(オートスポーツ)』に語った次のようなコメントを伝えている。「もし、我がチームが2016年シーズンまで存続したら、そのときは自社製のエンジンで戦いたい」
「我々はその方針で動いている。チームの大きな目標だよ」
フォメンコは、2012年シーズン開幕前にヴァージンからチームを買い取っている。