マリア・デ・ビロタが亡くなったことは、F1第15戦日本GPのパドックでも伝えられた。フリー走行2回目の終了後、ジェンソン・バトン(マクラーレン)が、デ・ビロタの訃報についてコメントした。
「記事は読んだ。ついさっき、スティーブからも聞いたよ。なんてことだろう。聞きたくないニュースだ。悲劇的なことだよ。彼女は、多くの人が人生で経験する以上のことを経験してきた。パドックにいる全員がショックを受けていると思う」
さらに、バトンはチャリティーでデ・ビロタに会ったことを語り、次のように締めくくった。
「今年、バルセロナで彼女に会ったんだ。子どものためのチャリティーだったんだけど、真っ先に手を貸してくれたのが彼女だった。そして、ほかのドライバーにも呼びかけてくれたんだ。彼女は社会に多大な貢献をした。とても悲しいニュースだよ」