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フェラーリ、アロンソが最多ポイント更新狙う/F1日本GPプレビューまとめ

2013年10月11日(金)4:49 am

フェラーリのフェルナンド・アロンソとフェリペ・マッサが、鈴鹿サーキットで行われるF1第15戦日本GP(10月13日決勝)に向けて記者団からの質問に答え、レースへの意気込みを語った。

フェルナンド・アロンソ
・日本GPで6位以上になれば歴代最多ポイント獲得記録樹立となることについて

アロンソ:ああ、それは重要だね。これまで僕がF1で残せた記録はほんの少しだけだし、F1タイトル獲得数やレース勝利数はミハエル(シューマッハ)がいるから難しいだろうしね。ここ日本で最多ポイント獲得記録を作って、それをちょっとだけお祝いできるとうれしい。

・チーム別タイトル争いについて

アロンソ:残りのレースには、可能な限りたくさんのポイント獲得を目指してベストを尽くしてゆくよ。頑張って、レースを楽しむし、常に攻めてゆく。チーム別タイトルで2位になるために頑張り続ける必要があるからね。メルセデスAMGと僕たちの間にはほんのわずかな差しかないし、ロータスだって差を詰めてきているんだから。

・来シーズンについて

アロンソ:来年は、もし僕たちに競争力のあるクルマがあれば、キミ(ライコネン/現ロータス)とともに、フェラーリのためにいいタイトル争いができると思う。そうすれば僕たちはシーズンを楽しむことができるし、素晴らしいこともできるだろう。もしクルマに競争力がなければ、今年とよく似たシーズンを送ることになるだろうね。

・セバスチャン・ベッテル(レッドブル)がタイトル争いを独走していることについて

アロンソ:彼らがほかのチームよりもいい仕事をしたということさ。シーズン序盤には僕たちにも競争力があった。5レース中2つのレースで優勝したんだからね。でも、僕たちはシルバーストンあたりから一歩後退してしまった。そこからは立ち直ったけれど、そのときにはほかのチームは僕たちよりももっと先に進んでいたよ。

・今後のレースに期待することについて

アロンソ:もしフェリペ(マッサ/チームメート)と僕が2人とも表彰台に上れたらいいだろうね。彼が表彰台に上って勝利を祝っているのを見られたらうれしいと思う。チーム全体がそういう幸福感を得るに値するし、その実現にむけてすごく高い士気を持っているよ。

フェリペ・マッサ
・レースでの目標について

マッサ:(優勝は)夢かもしれない。でも何だって可能だよ。この仕事ではどんな可能性だってある。最高のクルマに乗っていないにもかかわらず優勝したドライバーを何度目にしたことか。望みは絶対に捨てないし、もう1勝することを狙ってゆくよ。

・最近優勝から見放されている点について

マッサ:僕の経験は(ひとつの勝利より)もっと意味があるものだと思う。僕がチームに何をもたらすことができるのかは誰もが知っていることだ。とりわけ、新しいルール導入によってすべてがゼロから出発するようなときにはね。僕は多くのものをチームにもたらすことができると思っている。

・今季最終戦であり、フェラーリでの最後のレースとなるブラジルGPが近づいていることについて

マッサ:(最終戦のブラジルGPは)ブラジル人にとってはいつだってすごく感動的だよ。でも、フェラーリでの最後のレースということのほうがより感動するだろうね。素晴らしいレースをして、いい結果が得られることを期待している。でもその前に、これからのレースすべてでうまくやれるよう望んでいるよ。

・残りの5レースに臨む姿勢について

マッサ:攻めの姿勢で臨みたいと思う。前回のレースでもそうしたんだけど、残念ながらスピンしてしまって結果は出せなかった。でも、リスクを負うことも必要だし、これからもそれを続けるつもりさ。

・来シーズンから導入される新ルールについて

マッサ:燃料をセーブしなくてはならないのはすごくもどかしいかもしれないね。すべてが違ってくるだろう。運転のしかたから、レースのしかた、そしてクルマの労わりかたや、どのように燃料を使うかってことがね。観客やテレビを見ている人たちにとってそれが面白いものとなるよう願うだけだし、それがドライバーにとっても同様に面白いものになればいいね。でも、実際にどうなるかが分かるまでは、それに文句を言うべきじゃないよ。

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