いまだ2014年のシートが決まらないニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)は10日(木)、ロータスに対して回答の期限を設定したとする一部の報道を否定した。
ヒュルケンベルグは現在、ドライバー市場で最も熱い視線を浴びているドライバーだ。マクラーレン、フォース・インディア、そしてザウバーといったチームが獲得に興味を示していると言われている。
ある専門家は今週発表した報告書の中で、ヒュルケンベルグがロータスに対し、10月末を最終的な回答の期限に設定したと伝えている。
しかし、ヒュルケンベルグは、「僕は期限なんて設定していない。あれは単なる誤解だし、誰かが間違えて解釈したんだ」と今週末にF1第15戦日本GP(13日決勝)を開催する鈴鹿サーキットで報道陣らを前に語った。
「僕はただ、10月末までに明確な答えか、もしくは確かな見込みが欲しいって言ったんだ」とヒュルケンベルグは補足した。
さらに、ヒュルケンベルグは、自身の高すぎる身長や体重が2014年のドライバー・ラインアップを決める際のネックになっていると伝えてきたチームはいないと述べた。