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ヒュルケンベルグにまだマクラーレン加入の可能性

2013年10月10日(木)12:55 pm

マクラーレンは、2014年に向けてニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)と契約することにまだ興味を持っているかもしれない。

F1韓国GP(第14戦)において、ヒュルケンベルグがそれまで非力だったザウバーのF1カーで印象的な走りを見せたことにより、キミ・ライコネンの移籍により空席となるロータスのシート獲得を目指す候補者の中ではヒュルケンベルグがトップに躍り出たとうわさされていた。

かつて、ヒュルケンベルグがフェラーリへ行くのではないかと考えられていた時期もあったが、フェラーリはヒュルケンベルグではなく、ライコネンと契約を結んだ。

その後、ヒュルケンベルグは、来季の残留が疑問視されているセルジオ・ペレスのシート獲得を目指していると考えられていた。

メキシコ人ドライバーのペレスは、今週末の日本GP(13日決勝)まで、来季もマクラーレンにとって必要な人材であることを証明する機会を与えられていると考えられている。

だが、マクラーレンのチーム代表であるマーティン・ウィットマーシュが韓国で行った発言により、身長180センチメートル以上のヒュルケンベルグは、マクラーレンの2014年型F1カーには重すぎるだろうということが示唆されていた。

しかし、ロータスのチーム代表であるエリック・ブーリエは、8日(火)に、74キログラムであると伝えられるヒュルケンベルグの体重によって彼が来シーズンのドライバー候補からはずれることはないと主張。

さらに、ドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』もウィットマーシュのコメントを掲載しているが、そこではウィットマーシュはこれまでヒュルケンベルグが候補者からはずしたことは決してない、と次のように主張している。

「私が言ったのは、来年は、ドライバーたちの体重が80キログラム以上になったら大変だということだけだ」

「そのことを、私がヒュルケンベルグのことを言っているのだと解釈したのは誰かほかの人たちだよ」

『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』は、ヒュルケンベルグは実際のところ「ジェンソン・バトン(マクラーレン)に比べて、それほど身長も体重も大きくない」と指摘している。

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