シーズン中盤にピレリがタイヤの仕様を変更して以来、特に不調が目立っているフェラーリであるが、F1韓国GP(6日決勝)開催前、同チームのチーフデザイナーを務めるニコラス・トンバジスが「タイヤの非難」は「表面的なもの」に過ぎないだろうと話していた。
しかしF1韓国GP予選において、レッドブル、メルセデスAMG、そしてロータスの1台に大きく後れを取ったことから、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)はタイヤの「品質」に疑問を呈した。
またチームメートのフェリペ・マッサ(フェラーリ)もブラジル紙『O Estado de S.Paulo(オ・エスタード・ジ・サンパウロ)』に対し、シーズン中盤のタイヤの仕様変更がフェラーリの望みに悪影響を与えたと前置きをした上で次のように語った。
「あるチームは前進し、あるチームは後退した」
「新しいタイヤがレッドブルやメルセデスAMGに有利に働いていることは明らかだ」
「ザウバーに関して言うと、マシン全体を取り換えたとは到底思えないから、彼らが速くなった理由はこれ(タイヤの変更)だろうね」