すでに2014年のレースカレンダーに名前がなかったスペインのバレンシアは、F1復帰を断念した。
バレンシアのレース運営を取り仕切るゴンザロ・ゴベルトが、バレンシアは「F1開催をやめるだろう」と認めたことを『Mundo Deportivo(ムンド・デポルティーボ)』と『EFE通信』が伝えている。
バレンシアは、バルセロナと交互に隔年開催するという計画だったが、「カタルーニャ・サーキットは拒否した」とゴベルトは話した。
「もう一方が結婚を望まなければ、伴侶にはなれない」とゴベルトは冗談めかしている。
ゴベルトによると、契約破棄による罰則をバレンシアが受けないよう、F1最高責任者のバーニー・エクレストンと交渉中だという。
またゴベルトは、従来の市街地サーキットから、バレンシア州にあるバレンシア・サーキットへ開催地を移すことは、「検討されていない」と話している。