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F1第14戦韓国GPレースレポート

2013年10月06日(日)17:33 pm

2013年F1第14戦韓国GPが10月6日(日)、韓国インターナショナル・サーキット(1周/5.615km)で3日目を迎え、現地時間15時(時差なし)から行われた決勝で、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)が優勝した。

【結果】F1韓国GP決勝、優勝者のタイム、2位以下はギャップ、周回数、ピット回数

前戦シンガポールGPのペナルティーで今回10グリッド降格処分が決まっているマーク・ウェバー(レッドブル)は、昨日の予選3番手から13番手に下がってのスタート。予選4番手ロマン・グロージャン(ロータス)から13番手ダニエル・リカルド(トロロッソ)まで10選手は、それぞれグリッドがひとつ繰り上がった。

さらに、予選で21番手のタイムを出したジュール・ビアンキ(マルシャ)は、Q1でポール・ディ・レスタ(フォース・インディア)をブロックしたとされ、3グリッド降格処分のすえ最後尾からスタートとなった。

レーススタート時の天候は曇り。気温27℃。路面温度は29℃。心配された台風の影響はほとんど見られない。15時にフォーメーションラップがスタート。タイヤはダニエル・リカルド(トロロッソ)だけがミディアムを選択、ほかの全車はスーパーソフトで第1スティントを走る。

ライトが消えてスタート、ベッテルがすばらしいけり出し、トップで第1コーナーへ。ややスタートに失敗したルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)は、グロージャンに食いつかれる。第3コーナーでグロージャンがハミルトンをパス、2番手。後方でフェリペ・マッサ(フェラーリ)がスピン。小さなコーナーで一番内側にラインを取った影響が出たか。順位は21番手に後退。

1周目を終えてトップはベッテル、2番手グロージャン、以下ハミルトン、ニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)、ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)はひとつ順位を落として6番手、ダニエル・リカルド(トロロッソ)、キミ・ライコネン(ロータス)、パストール・マルドナード(ウィリアムズ)、ジェンソン・バトン(マクラーレン)。

3周目、ベッテルが1分46秒386の最速ラップ。低めのダウンフォースで13番手スタートからばん回を狙うマーク・ウェバー(レッドブル)は、4周目までに11番手を走る。

11周目、2番手グロージャンがピット、ミディアムへ。1周前にタイヤ交換を終えたハミルトンとノーズ・トゥー・テールも、何とかポジションを守りきる。ロズベルグ、ヒュルケンベルグもピットストップ完了だ。

12周目、トップのベッテルがピット、ミディアムに履き替え。13周目にはウェバーがピット、同じくミディアムへ。

この時点で順位はベッテルが変わらずトップ。2秒8後方に2番手グロージャン。3番手ハミルトン。4番手はまだピットインしていないリカルド。5番手ロズベルグ。6番手ヒュルケンベルグ。7番手アロンソ。8番手ライコネン。9番手ウェバー。10番手にバトン。

ベッテルとウェバーのレッドブル勢だけが1分44秒台で安定したラップタイムを刻む。2番手グロージャンは1分45台前半。3番手ハミルトンは1分45秒台後半と、少しずつ離され気味。トップのベッテルを見ると右前輪に黒い帯が。グレイニングの兆候か。この状態が抜けるまでしばらく我慢が必要だ。

6番手アロンソはグレイニング状態からやや回復、同じくタイヤに苦しむヒュルケンベルグを攻め立てる。すぐ後方にはライコネン、ウェバーがピッタリとマーク。4台の間隔は2秒ほどだ。

24周目、3番手ハミルトンがタイヤの状態をピットに連絡。「もうダメ」というハミルトンに、「グレイニングの段階が抜けるのを待て」とピット。これに対してハミルトンは「そんなの、もう終わってるよ」と、イライラ最高潮。26周目、ライコネンが2回めのピットストップで新しいミディアムに履き替え。

同じ周、ディ・レスタが第12コーナーでストップ。スピンアウトして右後輪からタイヤウォールにヒット、リタイアだ。その間にウェバーがアロンソをパスして6番手へ。

27周目、5番手ヒュルケンベルグが2度めのピットイン。28周目、最終コーナーでロズベルグがハミルトンをパス、その途端、フロントウイングが脱落しかけ、激しく火花を散らしている。チームからはピットインの指示。22秒6かけてウイングとタイヤ交換を行った。30周目、さんざんピットストップを待たされていたハミルトン、タイヤ交換を終え、ライコネンのうしろ、6番手で復帰。

31周目、後方を走っていたペレス、第2コーナー先で右前輪が突如、トレッドのはく離を起こしてスローダウン。すぐ後ろからペレスを抜こうとしていたウェバーがあわやの回避。セ-フティカーが導入される。

これで、ウェバーを含む各車が続々とピットイン。順位はトップ、ベッテル。2番手グロージャン。3番手にライコネン。4番手ハミルトン。5番手ヒュルケンベルグ。6番手アロンソ。7番手バトン。8番手ロズベルグ。9番手マルドナード。10番手リカルド。

グリーンフラッグを合図に37周目へ。2番手グロージャンの後方から3番手ライコネンが虎視眈々(たんたん)。第3コーナーでウェバーとスーティルが接触。スーティルのスピンで、ウェバーが巻き込まれたかたちだ。ウェバー車の後方から出火。マーシャルの出動が遅く、炎が燃え盛っている。ウェバー、無念のリタイア。

38周目の第1コーナー、ライコネンがグロージャンをかわして2番手へ。その直後にセーフティカーが再出動。フルコース・イエローの周回に逆戻り。

40周目、セーフティカーのランプが消える。41周目に再スタート。順位はベッテル、ライコネン、グロージャン、ヒュルケンベルグ、ハミルトン、アロンソ、バトン、ロズベルグ、リカルド、マルドナード。ここまでがポイント圏内。11番手エステバン・グティエレス(ザウバー)がきん差でこれに続く。

レース再開直後の41周目、ベッテルが1分42秒185のファステスト。

48周目、第1コーナーでハミルトンがパス、その後のストレートでヒュルケンベルグが抜き返す。アロンソが第4コーナーでハミルトンに仕掛けるも、失敗。49周目、メインストレートでハミルトンがヒュルケンベルグに並びかけるが、抜けず。

残り5周の50周目、3番手グロージャンへチームから「ライコネンにアタックせよ」との指令が。ペース的にはコンマ1秒ほどグロージャンが速い。二人の差は1秒2ほど。

51周目、トップのベッテルが1分41秒666の最速更新。2番手はライコネン、3番手グロージャン、4番手ヒュルケンベルグ、5番手ハミルトン、6番手アロンソ、7番手バトン、8番手ロズベルグ、9番手リカルド、10番手マッサ。

そしてレースは最終ラップ。4番手ヒュルケンベルグとハミルトン、アロンソは相変わらず激しいバトルを続けている。

55周の戦いはベッテルが制した。2位ライコネン、3位グロージャン。4位ヒュルケンベルグ、5位ハミルトン、6位アロンソ、7位ロズベルグ。8位バトン。9位マッサ。10位はペレスだった。

これでベッテルはベルギーGPから4連勝、ドライバーズ選手権で272ポイントを稼ぎ、ランキング2番手のアロンソ(195ポイント)に77点差をつけた。

来週末はいよいよ第15戦日本GPだ。場所は鈴鹿サーキット。表彰台のインタビューでベッテルは「僕だけでなくドライバー全員がすごく楽しみにしているよ」と、晴れ晴れとした表情で語っていた。

【写真】F1韓国GP土曜日(全30枚)

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