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F1第14戦韓国GPフリー走行3回目、詳細レポート

2013年10月05日(土)12:25 pm

2013年F1第14戦韓国GPが10月5日(土)、韓国インターナショナル・サーキット(1周/5.615km)で2日目を迎え、現地時間11時(時差なし)から行われたフリー走行3回目(FP3)で、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)がトップになった。

【結果】F1第14戦韓国GPフリー走行3回目、各ドライバーのタイム、タイム差など

初日に行われたFP1とFP2は、いずれもルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)がトップタイムをたたき出した。これまで3連勝(ベルギー、イタリア、シンガポール)中のセバスチャン・ベッテル(レッドブル)が初日のトップを取り逃がしたのは、実に6レースぶりだ。

プライム(ミディアム)でもオプション(スーパーソフト)でも安定して速いメルセデスAMG勢。だいじな予選を前に、マシンの仕上がりが注目される。今日からピットロードとメインコースの合流地点に信号が設置された。ヨンアムは、タイトな第一コーナー直後にいきなり右側からコースインのマシンが現れる構造。本線上のクルマに他車の存在を知らせるためだ。

セッション開始時の天候は晴れ。気温22℃。路面温度は35℃。11時、ハミルトンを含む数台が新品のミディアムを履いてインストレーション・ラップに出ていく。そのハミルトンから無線でピットに連絡。ブレーキペダルから振動が感じられるという。早速ピットで調整だ。

セッション開始15分、マーク・ウェバー(レッドブル)が最初のフライングラップで1分39秒330を計測、トップへ。予選で10グリッド降格のペナルティーが決まっているだけに、少しでも速いタイムを目指したいところだ。僚友ベッテルは1分39秒588で2番手。

開始20分、ウェバーが1分39秒234でトップタイムを更新。開始23分、ベッテルがどのセクターでも明らかに速い。1分39秒014ですんなり一番時計だ。この時点でフェラーリとマクラーレン勢、ニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)は、まだ目立った走りを見せていない。

開始29分、ロズベルグ、最初のアタックは1分40秒025で5番手。その直後、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)が1分39秒303で3番手へ。

セッションの半分が終了してトップはベッテル。以下ウェバー、アロンソ、ロマン・グロージャン(ロータス)、ハミルトン、ロズベルグ、キミ・ライコネン(ロータス)、エステバン・グティエレス(ザウバー)、ジェンソン・バトン(マクラーレン)、ダニエル・リカルド(トロロッソ)と続く。ハミルトンまでが1分39秒台、以降のマシンは1分40秒台を記録している。タイヤはいずれもミディアム。

セッション残り25分、ウェバーが第3セクターで全体トップを出しながら1分39秒001でタイムシートの一番上へ。逆に心配なのがフェリペ・マッサ(フェラーリ)だ。残り23分の時点で1分40秒656、18番手タイムしか出ていない。ウェバーの次の周、今度は高速の第1セクターと、これに続く中速の第2セクターで全体トップ、1分38秒946をマークしてトップタイムを更新。

残り19分、ハミルトンがウェバーの記録を塗り替えながら1分38秒860でトップ浮上だ。各車は続々とピットに戻り、次の走りに備える。残り13分、ウェバーがスーパーソフトを履いて単独でコースイン。最初のアタックは1分38秒132。ミディアムからの伸びはコンマ8秒ほど。

残り7分、ベッテルがアタック開始。前を行くウェバーは、1分38秒018でわずかにタイムを更新。対するベッテル、1分37秒881であっさりトップへ。レッドブル勢の後ろを走っていたアロンソとマッサ、それぞれスーパーソフトで3番手と4番手タイム。

残り3分、ロズベルグが1分38秒318でアロンソを上回って3番手。残り2分、グロージャンが1分38秒701で5番手。第12コーナーで大きくテールがスライド、タイムをロスしていた。残り1分足らず、ハミルトンが1分38秒332で4番手。少なくともスーパーソフトで昨日のシャープな走りは見られない。ロズベルグ、最後の周回で1分38秒318、3番手へ。

一時間の走行を終え、トップはベッテルで唯一の1分37秒台。2番手ウェバー、3番手ロズベルグ、4番手ハミルトン、5番手アロンソ、6番手グロージャン、7番手マッサ、8番手ライコネン、9番手ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)。ここまでが1分38秒台。10番手バトンは1分39秒114だった。

注目の予選は14時から。

【写真】F1韓国GP金曜日(全30枚)

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