韓国インターナショナル・サーキットで行われたF1第14戦韓国GP、フェラーリのフェルナンド・アロンソは初日7番手、フェリペ・マッサは初日5番手だった。
【結果】F1第14戦韓国GPフリー走行2回目、各ドライバーのタイム、タイム差など
■フェルナンド・アロンソ(フリー走行1回目6番手/フリー走行2回目7番手)
「いつも通りの金曜日っていう印象だね。あとは、明日の予選が終わらないことには、何もわからない。ここも空力の差が出るサーキットだから、最近の数レースと比べて想定外のことはあまり多く期待していない。タイムシートにも最近のレースとほぼ同じ順番で名前が並んでいるから、僕たちが今週末のレースで再び苦戦を強いられるのはほぼ間違いないと思う」
「2つタイヤコンパウンドには、シンガポールのときほどはっきりした違いはない。でも、間違いなく(ソフト側の)スーパーソフトは、デグラデーションレベルがとても高いから、路面の状態が改善されるにつれ、タイヤの挙動にどのような影響を与えるのか、調べる必要がある。パフォーマンスの面で僕たちはかなり厳しいだろうけど、それ以外に関しては日曜日の決勝でうまくやれると思う。予選と決勝では、いまの僕たちにできることすべてをしっかり出し切らなくてはいけない」
■フェリペ・マッサ(フリー走行1回目10番手/フリー走行2回目5番手)
「今日はそこまで悪くなかった。すべてが予定通りだったし、クルマの感触もよかった。フリー走行1回目では、左フロントタイヤがパンクしたから、たくさん走ることができなかったけど、ここで失った時間を午後のフリー走行2回目で埋め合わせしたよ。なんとかすべてのプログラムをテストできた」
「クルマは、ピレリが韓国に持ち込んだ両方のタイヤコンパウンドでうまく走れていた。デグラデーションの激しい(ソフト側の)スーパーソフトでも良かったしね。新品タイヤをはいた最初の1周では、出だしはいいけどやがてガクンと落ちる。ロングランでは、(ハード側の)ミディアムよりグレイニングが起きやすいようだ」
「まだ金曜日だし、今はライバルたちと比較して、僕たちがどの位置にいるのか理解する必要がある。メルセデスAMGとレッドブルがかなり手強いことを目の当たりにしたけど、今週末は、最近のレースより競争力のあるクルマを手にしたい。そうすれば戦いに加われるからね」