ザウバーが、フェラーリとのF1エンジン供給契約を延長したと4日(金)に発表した。
契約は複数年におよぶもので、これによりザウバーは来季以降もフェラーリから、エンジン、ギアボックス、そしてERS(エネルギー回生システム)からなるパワートレイン一式の供給を受けることになる。
ザウバーは2010年からフェラーリエンジンを搭載しており、2012年には4度の表彰台フィニッシュを達成していた。今回の契約延長発表にあたり、ザウバーのチーム代表であるモニシャ・カルテンボーンが次のように語った。
「2014年から新たなエンジンによる新時代を迎えるにあたり、ザウバーとフェラーリとの技術協力関係が延長されたことをうれしく思っています。最初は1997年から2005年まで、そして再び2010年から現在まで、フェラーリはこれまで長い間常にチームのパートナーでした。私たちは非常に高名かつ一流のブランドであるフェラーリとの関係を延長できることを誇らしく思うとともに、強力で信頼できるパートナーとともに2014年シーズンを迎えられることを楽しみにしています」