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フェラーリ、戦うことをあきらめない/F1韓国GPプレビューまとめ

2013年10月04日(金)9:16 am

フェラーリのフェルナンド・アロンソとフェリペ・マッサが、韓国インターナショナル・サーキットで行われるF1第14戦韓国GP(6日決勝)に向けて意気込みを語った。

フェルナンド・アロンソ
「15日前、僕たちはレッドブル、ロータス、メルセデスAMGに次ぐ4番目の速さしかなかった。そして、今週末のクルマにはもはや新しいものはほとんどないんだ。それでも、土曜日(予選)をうまくやれれば、レースではよいスタートと戦略のおかげで、いつも少しばかりばん回できている。今回も最大限のポイントを獲得できるようにしたいね」

「(もし雨になれば)誰が幸運を手にするかは誰にも分からないよ。予想は難しい。でも、もしウエットになったとしてもレッドブルが一番有利には違いないよ。彼らのクルマは、ダウンフォースのレベルが高いからね。僕たちは現実的にならなければならないし、通常のコンディションではレッドブルを打ち負かす速さはない。でも、何らかの運が向いてくれば、それをつかみに行くよ。タイトルを取ることが数字的に不可能となるまでは、戦うことをあきらめたりはしないよ」

「ストレスは多いさ。これから時差に対応しながらの転戦をうまく乗り切るのは簡単なことではないからね。でも僕たちの士気は高い。それぞれのレースの間にうまく準備することに集中しなくてはならないし、そうすれば身体的にも精神的にも100パーセントのコンディションでそれに取り組むことができるよ」

「(フェラーリのモンテゼモーロ会長とは)1年を通じて何度も報告会議をするんだ。彼が僕に対してどの部分の改善が必要だと思っているかを尋ねたり、僕は彼に今後に向けた計画のことを尋ねたりね。もちろん、現時点での主要な話題のひとつは風洞に関することだ。その改修作業が終わり、今後またそれを使うことができるようになるからね」

「会長も僕も、どんなことだって起こり得ると思っている。(ヨットの)アメリカスカップみたいにね。アメリカチームは1対8で負けていたのに、最後には9対8で勝ったんだ。それが難しいことは分かっているけれど、もし幸運なレースが2レースあれば、すぐに状況は変わってしまうよ。でも、僕たちには相当な幸運が必要であることは分かっているけれどね」

フェリペ・マッサ
「現時点では調子もいいし、クルマにもうまくなじめているよ。これまでの何レースかで貴重なポイントを獲得できて、予選でもうまくやれたのはそのためだ。これを続けていきたいと思っている。僕自身やチームのためにももっといい結果を得たいし、表彰台にも上りたいよ。そうすれば一緒に過ごしてきた長くて楽しい時間をいい形で終えられるだろうからね」

「もちろん、勝てるだけの力を持ったクルマでなければ、完ぺきな仕事はできないよ。いろんな細かいことが本来あるべき形で機能していなかった。その原因を1つか2つに絞り込むことはできないと思っている。僕たちはクルマ全体について見てゆくことが必要なんだ」

「チームが来年に向けてテストできることがあれば、何でもやりたいと思っている。でも、正直に言って、今テストできることはそんなにないよ。来年のクルマはかなり違うものになるからね」

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