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F1第14戦韓国GPフリー走行2回目、詳細レポート

2013年10月04日(金)15:56 pm

2013年F1第14戦韓国GPが10月4日(金)、韓国インターナショナル・サーキット(1周/5.615km)で開幕。現地時間14時(時差なし)からフリー走行2回目が行われ、メルセデスAMGのルイス・ハミルトンがトップになった。

【結果】F1第14戦韓国GPフリー走行2回目、各ドライバーのタイム、タイム差など

セッション開始時の天候は晴れ。気温23℃。路面温度は35℃。好天に恵まれた韓国での初日2回目のセッションがスタート。まずは下位チーム勢を中心とするドライバーたちが続々とコースへと向かってゆく。

一方、ロータスのガレージでは午前中のセッション最後にクラッシュを喫したキミ・ライコネンのクルマの修復作業が続けられている。だが、どうやらこのセッションには間に合いそうだ。また、ライコネンの体調も問題はないという情報が伝えられる。

今回のドライタイヤは前戦シンガポールGP同様ミディアム(白)とスーパーソフト(赤)の組み合わせとなる。このセッションでも最初は全員ミディアムで走行を重ねている。

開始15分過ぎ、最後にライコネンがコースに姿を現した。これで全員がコースインしたことになる。ライコネンは、クルマの修復後最初の走行からタイム計測に臨んでいく。

開始20分。全ドライバーの最初タイムが出そろった。この時点でのトップは1分39秒510を刻み、自身がフリー走行1回目で出したタイムを更新したルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)。2番手にはマーク・ウェバー(レッドブル)、3番手にセバスチャン・ベッテル(レッドブル)、4番手にニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)と、予選上位の常連組が顔をそろえている。その後ろ5番手にフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)、6番手にフェリペ・マッサ(フェラーリ)が並ぶ。

開始30分。ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグがこの日初めてスーパーソフトタイヤを装着してコースへと向かう。同じくスーパーソフトに履き替えたウェバーが最初のタイム計測で1分38秒844を刻んでトップに立つ。だが、ハミルトンがそのタイムをコンマ2秒弱縮める1分38秒673を出し、ふたたびトップに返り咲くと、やはりスーパーソフトの僚友ロズベルグも2番手に順位を上げてきた。

開始45分。セッションの折り返し点を迎えての順位は、トップにハミルトン、2番手ロズベルグ、3番手ウェバー、4番手マッサ、5番手ロマン・グロージャン(ロータス)、6番手アロンソ、7番手ベッテル、8番手ライコネン、9番手ジェンソン・バトン(マクラーレン)、10番手セルジオ・ペレス(マクラーレン)と続いている。ベッテルのタイムは唯一ミディアムタイヤでのものだ。

開始50分を回ったところで、ベッテルがこの日初めてスーパーソフトを装着してコースイン。第1区間では全体ベストを刻んでゆくも、その後の区間ではタイムが伸びず、ハミルトンにコンマ1秒遅れの2番手に留まった。

残り30分。各チームともロングランに取り組み始めた。メルセデスAMG勢は、ハミルトンがミディアム、ロズベルグがスーパーソフトを装着し、2台が異なる条件でプログラムを進めている。

残り15分。背中に故障を抱えているライコネンも精力的に周回を重ねている。ここまでを見る限りにおいては、フリー走行1回目でのクラッシュの影響も心配なさそうだ。そのほかの有力チーム勢も、ほぼ1分45秒前後のタイムで周回を重ねる。

残り10分。全車がコースインしており、サーキットはかなり混雑してきた。路面にはいたるところに凹凸があり、各ドライバーとも跳ねるクルマを押さえ込むようにしながら、最後の走行プログラムに取り組んでいる。

結局、その後大きな順位変動のないままセッションが終了。1分38秒673をマークしたハミルトンが、午前中のフリー走行1回目に続いてトップとなった。2番手に1分38秒781のベッテル、3番手に1分38秒797のロズベルグが続き、以下、ウェバー、マッサ、グロージャン、アロンソ、ライコネン、バトン、エイドリアン・スーティル(フォース・インディア)までがトップ10を形成した。

明日5日(土)には、日本時間11時からフリー走行3回目が、同14時から予選が行われる。

【写真】F1韓国GP金曜日(全30枚)

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