マルシャは、現在のドライバーのひとり、ジュール・ビアンキが2014年もチームに残留すると3日(木)に発表した。
フェラーリの育成ドライバーであるフランス人ドライバーのビアンキは、フェラーリの後押しのもとで来季はフェラーリエンジンを搭載しているザウバーへ移籍するのではないかとのうわさもあった。
だが、マルシャのチーム代表であるジョン・ブースは、メディア向けに出した声明の中で、24歳のビアンキを2014年もドライバーとして確保できたことは「大きな喜び」だとし、次のように語っている。
「彼はデビューシーズンへの挑戦に立ち向かい、これを非常にうまくやってのけた。そのとき以来、彼はその能力と可能性を明確に示してきた」
現在は今季限りでF1エンジン供給から撤退するコスワースエンジンを用いているマルシャだが、来季はフェラーリからエンジンの供給を受けることになっている。
ビアンキの現在のチームメートは、じゅん沢なスポンサーマネーをバックに持つとされるイギリス人ドライバーのマックス・チルトンだが、マルシャとしてはまだビアンキの来季のチームメートについては確定をしていないようだ。
ブースは次のように続けた。
「我々は、シーズン終盤にはレースドライバーのラインアップを確定したいと思っている」